このテレビショッピングネタを書いたきっかけは韓国に行ったときのエピソードにある。僕は普通にソール市をぶらぶらしているときに実演販売をやっているお兄さんを見た。赤いスポーツカーの前にたって、大勢の人に囲まれて大きな声で何かを売っていた。虫が火に寄ってくるように、僕も実演販売にすぐ近づくタイプ。
ちかづいてみると、お兄さんはワックスに思われるものを車に塗っていた。「ワックスイムヌラムニダキムチ!ヨンサマクルマヌンプロテクトビビンバスムニダ。ヨンサマノエイギョウスマイルムカツクヨネハムニダ」とか言ってた。
そしてなんと!そのワックスを塗ったボネットに燃料をかけて、火をつける。ボ~~と炎が上がり、お客さんがわ~と騒ぎ出す。「このすばらしいワックスはこんな火からも車を守るのだ!」見たいなことをお兄さんが自慢げに言っていたが、僕は「車が火に襲われたことね~よ」と頭の中で突っ込んだんだ。
そして、お兄さんがその火を近くのタオルで消して、集まったお客さんにそのワックスを売り始めた。でも僕はずっと「何でタオルで消すの?お水で消すのが普通じゃん?」と疑問に思っていた。「もしかしたら、そのワックスは火に強くてもお水に弱いんじゃないの?雨から車を守るのが本来ワックスの仕事だろ?意味ないじゃん!」と一人で突っ込んで、一人で声を出して笑った。近くの韓国人がビックリして、怪訝そうな目で見る。
確認するために、ワックスを一缶買ってもって帰ってきた。次はそいつを塗るための車をかわないと。





