|
"That's so gay."っていうフレーズを聞いたことがありますか?
単にgayといった意味で使われることもありますが、主にはawful, stupid, ugly, idioticといった言葉の代わりにgayという言葉を当てはめてるんですよね。つまり、ネガティブな意味でよく使われるフレーズなのです。
初めてこれを聞いた時、「ほぉー、こんなんもあるんか。使ってみようかな。」なんて思い、何回か友達の前でも使ったことがあります。「あーまたユタカにいらん英語教えてもうたー、ハッハッハ。」なんて友達も言うてたので、僕もそこまで気にしてなかったんです。
ただし、僕の周りはゲイの男の子も女の子も多く、冗談交じりで言うのであれば許してくれますが、
あまりにも頻繁にネガティブな意味合いで使うと嫌な顔をしているのを見て、初めてこのフレーズがほんまは悪い印象を持ってるんやということに気づきました。
近所を歩いていたり、小学生などの会話を聞いていても、"That's so gay."っていう台詞をよく耳にしました。気をつけないといけないのは、こういう言葉を使っていると、同性愛者らに対して、無意識に悪い印象を持たせてしまうんではないだろうか、ということ。
ちいさな子供にまでそういうイメージを植えつけてしまうのは、本当に悲しいことやと僕は思います。
日本に帰ってきた時も、生徒たちには色々なフレーズを教えてあげよう!と思っていましたし、教えてもきました。しかし、このフレーズだけは絶対に口にしません。
日本という国は、同性愛者にとってはまだまだ住みにくい所です。ヤオイやボーイズラブといって、金儲けをするための商売になら発展するのに、実際には同性愛者に対し、そこまで国も人々も変われていない。
中学生の年代を教えていてもそれはよく感じます。無意識にホモは嫌っていう感覚、っていうのはひしひしと伝わってきます。だからこそ、留学先で覚えたフレーズを何でもかんでも教えたらあかん!と心に決めています。
日本語でも同じですよね。気をつけて使わないと人を傷つける。言葉を操る職業をしている者として、これからも気をつけんと。
|
アメリカで初めてこのフレーズを聞いた時にとても嫌な思いをした事があります。友達に「使わないでくれる?」と頼んだこともありました。使う前に何も考えず、軽率にこの言葉を言っているような気がしてなりません。