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つい三時間ほど前に生徒を一人、ボロ泣きさせてしまいました。
その子は受験生で、徳島県の三年生は前期試験が終ったばかり。合格発表を待ちながら、三月にある後期試験に向けて勉強をしていかなければいけない状態です。
英文法もよく知っていて、勉強も頑張っているんですが、英作文になると、自分の実力を発揮できないタイプの子で、今まで何度も同じ間違いを正してきました。
授業の終わりに、小テストをしたんですが、これが僕を熱くしすぎてしまったんです。
三年生にやってもらったのですが、実は二年生の疑問文、応答文のを三年生でも利用してみたんですが、ものすごく出来が悪かったんです。
確かに、教科書で習ってきていない表現もあります。しかし、元は二年生用に作られたもので、知らない表現など一切ないプリントでした。
しかし、僕もクラス担当講師も簡単には丸をつけないので、ピンの嵐が続きました。
「えー学校でこんなん習ってない。」「学校の先生はこれで丸くれる。」「こんなん出来んし。」「なんで間違えてるん?」という質問と文句の嵐。
悔し泣きした子もそのうちの一人で、「もう一回よく見て何が間違えてるんか考えてみな。絶対に、分かるけん。」と、僕は彼女自身でミスに気がついて欲しかったのですが、「いっちょも分からん。」で終ってしまったんです。
そして、「もー疲れたし、やりたくない。」という一言を彼女が発した瞬間、僕はそれに対し受験や、それに向けての一ヶ月間、高校に入ってからの英語力、などをひっくるめて、かーなーり厳しく言い始めていました。
他に文句を言っていた子も皆静まり、テストに集中し始め、一人一人テストに合格すると同時に帰宅し、最後はその子とあと二人になっていました。
指導中は元気だったのですが、テストに合格すると、悔しくて悔しくてたまらなかったようで堪えていた涙がこぼれ始めました。
僕に言われたことを考えると、前期試験であった英作文に彼女が書いた内容にどういうミスをしてしまったかが分かり、ものすごく不安になってしまったそうです。
こういった時、優しい言葉の一つもかけてやって慰めてあげたかったですが、出来たのは、僕の中学時代の英語力の無さ、その時味わった悔しさ、高校に行ってからの大変さ、これから一ヶ月どう英語と向き合っていかなければいけないか、そして、「悔しかったら、先生を納得させる英作文を書きなさい。」と伝えるくらいでした。
言い過ぎたかなぁーとちょっと後悔していますが、あと一ヶ月なら優しく指導するより、厳しく嫌われる先生になろうと思いました。
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