|
日本ではバター不足だなんて、露ほども知りませんでした。先週の火曜日、ちょっと受けを狙った題の記事がタイムズ紙に載っていたのを読んで初めて知ったのです。記事はこちら。Japan is a market pioneer again:the first industrialised nation without butterいつもの特派員、Leo Lewis氏による記事で、いかにバターが品薄であるか、と言うところを個人的な体験を交えて書いています。また大げさな、と思ったのですが、思い直して妹にメールで問い合わせてみると『本当に品薄らしいよ』との返事。何しろ日本の実家はほとんどバターを使わず、たまに頂くとまずは冷凍庫へ。そんな風ですから母からも妹からも聞くこともなかったのですが、このあと検索してみれば昨年から話題になっていたのですね。ちょっとびっくりしました。
以来、バターを使うたびにいろいろなことを考えています。ご飯は別に油を足さなくても美味しいけれど、パンは水分がさらに低いからでしょうか、脂肪分が一緒のほうが食べやすいですよね。別にバターじゃなくてオリーブオイルでも美味しいし、ベーコンなんかを焼いた後の塩っけのある油をちょっとなすったパンも美味しいですけれど。逆にチーズ入りのパンや生地に油の入っているパンはそのままでも食べやすいのではないでしょうか。
ところで、皆さんの家庭ではバターをどのくらい使いますか?パンに塗るのはバターでしょうか、それともマーガリン?お菓子を焼くときは?
我が家ではパン用に食塩入りのバター、お菓子に使うのは無縁バターと分けていますが、マーガリンは使っていません。1週間に食べるバターの量は4分の1ポンド、125gといったところでしょうか。イギリスの標準からいくと多くはない量のようですが、これでも子供たちがお弁当を持っていくようになり、サンドイッチを作る機会が増えたため、使用量が増えたような気がします。
中国で暮らす以前はマーガリンが主でバターを買うことはあまりなかったのですが中国からこちらにもどった後イギリス人女性の家に夫と2人で下宿した時からバターに切り替え、以後ほとんどいつもバターのみ、です。マーガリンを使っていたのは主に塗りやすさからだったのですが、ふた付のバター皿があれば常温において良いと教えてもらいました。勿論、酸化してしまうまえに使いきれる量ずつしか出しておきませんが、それにしても常温でやわらかいバターは断然、味が違います。
もっともイギリスでもバターを専用のお皿に入れて常温においておく家庭は減りつつあるようで、冷蔵庫から出してすぐでもマーガリンのようにすっとぬれるバターなんていうものが売り出されています。
そして『健康的に』暮らすために、悪者にされがちのバター。『身体に悪いから』マーガリンにする、と言う人も少なからずいるものの、いえ、だからこそ『いかにバターらしい味のマーガリンに仕上げるか』がかなり大きなポイントを締めているようです。
|
私は絶対バターです。パンやスクランブルエッグ、パンケーキなど、無塩バターを使っています。
カメルーンにいた頃の話ですが、乳製品はフランスからの輸入品で高くてあまり購入でなかったのですが、1度だけ一番安いマーガリンを買ったことがあります。が、味の方がどうも...。プラスチックのにおいがするのです。そういえばプラスチックもマーガリンも油から出来ているから似たようなにおいになるのか、と思ってから、気持ち悪くてマーガリンは口に出来なくなりました。もちろん品質のいいマーガリンはそんなことないでしょうけれど。どう思われますか?