|
今年もセビリアオレンジを見かける季節になりました。去年作ったマーマレードは久しぶりの傑作。今年も作ろうとオレンジは買ったもののなんだかんだと忙しく、一つかびさせてしまいました。早く作らないと。消費量が少ないので美味しいのを探して買うのでもいいかな、とも思います。でもうっかり好きではないのを買ってしまったときの事を思うと躊躇してしまいます。
ここの家の子供たちはパディントンのお話はすきでもマーマレードはいまひとつ。でもそれは我が家だけかと思っていたらさにあらず。イギリス全体でもマーマレードの売れ行きと言うのは低迷しているのだそうです。たとえ種類は減ってもイギリスからマーマレードがなくなる日は来ないと思いますが。目下『トーストに塗る甘いものは?』という統計でジャム、チョコレートスプレッドそして蜂蜜につぐ4位まで転落とのこと。
そういえばジャムやマーマレードの大手会社がイメージ一新のため『オレンジ・ジャム』として売り出してはどうか、と思っていると言うニュースを聞きました。聞き流してそのまま忘れていたのですが、2月14日のタイムズ紙にちそれにちなんだ意見が載っていました。どうしてマーマレードが考案されたか、などということも載っていますから興味のある方はお読みください。
それにしても『オレンジ・ジャム』まあ、『ジャム』と銘打つのなら皮は残してくれるのでしょう。ジャムと言うのは果物の果肉が残っているもののようですから。マーマレードはなんといってもあの皮のところが美味しいと思うのですけれど。
|
マーマレードって名前が可愛いと思うのは日本人だからでしょうかしらね。
去年の傑作はありがたく堪能させていただきました。
伊丹十三さんのエッセイで、(物的に)豊かな社会になると人間の味覚は甘みに鈍く、苦味や渋味に敏感になると読んだ記憶があります。古い調査の引用ですが。
最近の先進国はそういうの通り越してイメージを食べているような気もするので、ディズニー・キャラクターやナイトガーデンイグルピグル辺りが好んでくれたらまたあっさり人気になるんじゃないかしらという気もします。