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アフリカはスーダンで、イギリス人教師が逮捕されたと言うニュース、日本でも報道されたでしょうか。理由は熊のぬいぐるみに預言者モハメッドと同じ名前をつけたから。
7歳のクラスを教えているこの先生、9月に生徒の一人が持ってきた熊のぬいぐるみをマスコットのように使っていました。毎週末違う生徒の家に行って過ごし、生徒が日記をつけるというノートも作ったのです。ノートの表紙には熊の写真と『僕はモハメッドです』と言う文章。問題となった熊の名前はクラスの子供たち23人が投票した結果との事。先生はファリスという名前を勧めたそうですが、クラスの人気者にモハメッド君がいたため、『モハメッド』に票が集中した模様。
個人的な逆恨みが原因で誰かが警察に通報したのではないか、などという憶測もあるようですが、とにかく警察側としてはこのような紙を冒涜する行いはスーダンの法律に触れているとして逮捕に踏み切り、この先生、現在留置所に拘留されています。学校側としては"Innocent Mistake"であるとして政府側と交渉中ですが、過激派の動きが始まることも考慮して1月初めまで閉校の予定。
今朝のラジオで耳にしたところ、先生の出身地であるリバプールでは教会とモスク、両方の聖職者が一団となってスーダン政府に対し『イスラームの神もキリスト教の神もどちらも人間を深くいつくしむ神なのだからそれに免じてInnocent Mistakeを犯したのを許して欲しい』と嘆願中との事でした。
宗教の違いや、文化の違いがあるとわかっていてもついついうっかり、思いもよらない反応を引き起こしてしまうということってあるものです。後で考えればつじつまがあって、そういう考え方も確かにあるだろうと確かに納得がいったとしても。
ぬいぐるみの名前だって、いわれてみれば確かにoffensiveなのかも知れない。『君だってさすがに熊のぬいぐるみにイエスキリストってはつけないでしょ。』と夫に言われました。でも、モハメッド君ってかなりよくある名前です。私だってうっかりやりかねない"Innocent Mistake"。イスラーム教徒の国で育った夫のほうがその辺ずっとよく気がつきます。
この先生が鞭打ちの刑に処されることもなく早く釈放されることを祈るばかりです。
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