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日本人なら、玄関で靴を脱ぐのは当たり前。でも上がりかまちがない西洋の家ではどこまで土足にするかちょっと迷うところです。『土足』で家に入るなんて、汚いと思うものの、どのあたりまでが『衛生的・非衛生的』かという許容範囲の幅は各家庭で違うでしょう。
中国で住んだ家には上がり框があったのに、仕事に来る中国人たちはあれこれ理由をつけて靴を脱いでくれませんでした。あまり何度も懇願したらビニールカバーを持ってきて靴にかけ、『これで良いでしょう?』
我が家の場合、家族は玄関先で靴を脱いでいても油断は禁物。子供のクラスメイトの親やら近所の伯母さんやらが、こちらが何をいう隙も見せずに台所や客間まで土足でずかずかあがってきます。普段家では靴を脱ぐ習慣のあるイギリス人の友人はともかく、家で靴を脱ぐ習慣のない人は何度言っても覚えてくれません。
ご近所に住む愛犬家の女性もその一人。彼女が犬の散歩の帰りに我が家のよっても私が『どうぞおあがりください』と決して言わないので『誰が犬が嫌いなの?』と聞かれます。でも、犬がイヤなのではなくて、公園を駆け回ってきた犬をそのまま家の中にあげるのがいやなのです。
勿論、彼女の家では公園から帰ってきてそのまま家に入り、庭に出してもらったり、家の中に入ったり。絨毯の上で背中やおなかをこすって転げまわり、ソファーの上に載ったり、ご主人様のベッドの上で寝たりもする模様です。この犬の転げまわっていた絨毯がだいぶ汚れてきたけれど、"Dirty but not filthy."というのが彼女の弁。言いえて妙だと笑ってしまいました。
昨日遊びに行った折、子供たちが犬と一緒にこの絨毯の上をごろごろ転がって遊んでいました。『寒い』といって私の白いカーディガンを借りていた長男まで一緒になって床の上で遊んだので、家に帰ってからお説教。犬を飼うイギリス人と結婚していれば、これくらいの事は気にならなくなっていたかもしれないとは思うのですが。
ちなみに昨日のタイムズ紙にTalking dirtyと言う題でイギリスの公衆衛生に関する記事が載っています。お手洗いに行って、ハンドバッグをひょいと床に置く人が多いとやらで、オフィスにいる女性のハンドバッグってとっても不潔な可能性があるのだそうです。
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