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金曜の夜、デール夫人のクッキーズという本から平たく焼いて切り分けるお菓子を2種類作りました。土曜の夕方、我が家で持ち寄りのバーベキューをするのにあたり、乳製品アレルギーのお客さんがいるので乳製品の入っていないお菓子を作っておこうと思ったのです。この日作ったのは、Date SquareとLemon Bar。(リンクしたレシピはデール夫人のものではありませんが大体似たようなレシピです。)どちらもブラウニーズを作るときのように1枚焼いて切り分ければいいので簡単です。Date Squareの方はBrown SugarのかわりにPalm Sugarを使ってみました。
Palm Sugarはマレーシアで使われる黒砂糖のような味のお砂糖で、色も黒砂糖に似ています。マレーシアからお土産にちょくちょくいただくのですが、かき氷用の蜜に作ったあまりの美味しい食べ方をいろいろ検討しているところ。こういうケーキに入れたら美味しいのではないかと思ったのです。
色の濃いお砂糖なので、焼き上がりがいかにも健康食品店で売っていそうな外見となりましたが味のほうは滋味のあるいいお味、と自画自賛。ところが土曜日に『味見する?』と聞いたところ"Too scary looking."といわれ、不承不承ほんの申し訳程度しか食べてもらえなかったのでした。もっともイギリス人のお客さんたちには好評で、『もらって帰ってもいい?』という人までいましたから好みの問題だと思われます。
しかし、食べ物に関して怖い、といえば金曜のタイムズ紙1面記事に載っていたこちらの記事。Food safety fears over animals fed to animals.豚のくず肉を鶏の、鶏のくず肉を豚の飼料に混ぜても安全かどうかという大掛かりな調査がEUで行われることになったというのです。
くず肉を動物の飼料に混ぜることはBSEが問題になってからは禁止されていましたが、(EUとしては2000年から)農家にとっては高蛋白飼料も高価になり、くず肉処理にもお金がかかる、ということから圧力がかかって、今回の研究の運びとなったとか。主な理論としては、草食の牛に『肉』の入った飼料をやるのは問題だが、豚のように雑食の動物や鶏のように成育期間が短いものなら問題はないはず、ということのようです。
禁止令が改定されて、どんな飼料を食べた動物の肉かわからなくなるのだったら肉を食べるのを避けたほうがいいかもしれない、というのが真っ先に頭に浮かんだことでした。
100年、いえ50年前と比べても収入に対して食費にかかる割合というのは減少しているに違いないと思います。それだけ『いかに能率よく、安い食料を供給するか』ということに焦点が当てられ、農産業が発展してきたのでしょう。でも、今や消費者が意識していないところで『たくさん買ってもらえるものをよりやすく生産するために』どんなことが起こっているのやら。
高額でもいいから安全なものを食べたい、という消費者の気持ちを逆手に取ったまがい物も増えつつある昨今ですから難しいところですが、やっぱりいろいろと気になります。
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