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おそまきながら、Why the Buffalo Roamという題の記事が3月26日付けのTime誌に載っているのを先週になって読みました。正式にはBuffaloではなくて Baisonだそうですが、アメリカ人がBuffaloと呼び習わすところの野牛は絶滅の危機に瀕していたものの、いまやそれが回避された模様とのこと。
なぜ推定で1000頭ほどまで減少したこの動物がいまや北米で45万頭まで盛り返したかというと、牛肉よりも健康的であるということでアメリカ人に人気が出てきたから。いまや野牛のメニューが主な特徴である全国チェーンのレストランまであるとのことですからその人気がうかがい知れます。何しろあのだだっ広い国で先月、第48店舗目が開店したというのですから。
強制的に穀物などで太らせた肉牛よりも放牧されて草を食むバイソンの肉のほうが健康的で美味しい、ということで需要が増える。うなずけるなあ、と思う一方で肉牛の飼い方を変えるよりももっと健康的な品種に目をつけて売り込むほうが市場にあっていたんだろうな、と思ってしまいますが、バイソンにとってはいいこと、なのでしょう。多分。
肉食用として見直されここまで数が増えてきたことがBisonという種に今後与えうる影響なども言及され、なかなか興味深い記事です。1900年頃にはモンタナ州よりニューヨークのブロンクス動物園にいた野牛の数のほうが多かったに違いないと記者は書いていますが、こういう絶滅の危機に瀕した動物を保護するのに動物園やそれに順ずる機関が一役買うことも少なくないに違いありません。
動物園の存在について『オヤ』と驚くくらい否定的な知り合いが何人かいます。あの人たちはこの記事をどんな風に読むかしらと、ふと思いました。
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