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11月11日のRemebrance Dayが近づくにつれ、赤いケシの造花を胸にした人が目立つようになります。イギリスで初めての秋、いったいこれは何の印なのかしら、と首をひねったのを思い出します。11月11日は第一次世界大戦が終わったのを記念する日だったことからはじまり、現在では二つの世界大戦および、そのほかの戦場で命を落とした兵士たちのための日です。11日の午前11時に、赤いケシの造花で作られた花輪が戦没記念者の記念塔にささげられ、2分間の黙祷が行われます。また、11日に一番近い日曜日はRemebrance Sundayと呼ばれ、教会によっては戦没者のための特別な礼拝をするところもあります。うろ覚えですが、ケシの花は世界第一次大戦中激戦区であった土地に多く咲いている花で、この花を織り込んだ、兵士達の死を悼む有名な詩があったところから、この日のシンボルとなったと記憶しています。
道行く人や、ニュースキャスターたちが胸に挿しているほうの造花はRoyal British Legionというチャリティー団体のPoppy Appealによるもの。赤い羽根の募金と同じく、寄付をして、造花をもらう、と言うものです。この団体は現役および退役した兵士やその家族達などのサポートをしています。
今朝見かけた友人は、コートのボタンホールに、この赤いケシと一緒に白い花の造花をさしていました。同じくらいの大きさで同じようにペラリと薄い花です。『白いのはなあに?』と聞いたら、『平和のための花。クゥエーカー教徒の集会でもらったの。』赤い花と一緒に平和を願う白い花。赤い花だけよりもずっといいと思いました。
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毎年Remembrance Sundayには子供たちの所属するスカウトが戦没者記念塔のところに集まり、牧師による祈りや皆での献花が行われます。私たち日本人が加害者側だったことを考えるとちょっと複雑な心境になってしまう日です。