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イギリスに住んでいて、子供が学校に通っている親なら、たとえどんなに料理番組に興味がなくても、Jamie Oliverの名前は耳にしているはずです。それは、彼がイギリスの学校給食事情や子供達の食文化の実態を非常に憂いて、なんとか改善されるようにいろいろな運動を展開しているから。Healthier School Dinnerの代名詞の様にまでなってきているJamieですが、土曜日のDaily Mail紙に彼の、こんなコメントが載っていました。
“If these mums want to effectively shorten the lives of their kids and others’ kids, then that’s down to them.
ヨークシャーのRawmarshにある学校で、Jamie OliverのHealthy School Dinnerに反対した母親2人が昼休みに学校の柵の隙間から、希望する子供達にchips(揚げ芋)やパイを買ってやっている、という報道があったことに対するコメントです。記事ではこの2人のことを、dinner ladies (給食おばさん)をもじって、sinner ladies と呼んでいます。土曜日のDaily Mail の記事はこちら。
この日、わたしは新聞を買い損ね、ニュースもろくに聞けませんでした。それで、朝、ラジオでちらりと小耳に挟んだだけだったのです。近所のおばさん(Daily Mail紙の購読者)が、『まったくばかげている!』と憤慨していました。ところが水曜日に買ったGuardian紙にはまったく違った角度から記事が書かれていました。
題してThe battle of Rawmarsh 記事によると、買出しにいっている母親達(こちらの記事では3人、となっています)が買ってくるのは決して"junk"ではなく、まして本当のところ、healthy school dinnerがどうこう、という問題ではなかったのです。こちらの記事には、お母さん達の言い分と、学校側の言い分、両方が載っています。
この学校の生徒数は約1100人。生徒は12才から16才。日本で言ったら中学校です。学校の方ではこの2年ほどの間、給食についての見当はいろいろとなされてきたとのこと。学校での給食の質を向上させること、生徒達に学校で給食を食べてもらうようにすること、昼休みに道を渡って買い物に出ることの危険性などが討論され、その結果、今学期から生徒は昼休みに買い食いしには行かれなくなった、というわけです。
ところが、この新しい校則を決めるにあたって、生徒達や父母団体に一切、何の相談なかったのはあんまりだ、というのがお昼の差し入れをしている母親達の言い分。その抗議運動だというわけです。
"This isn't about us against healthy food, like they've saying. It's about how poeple change the rules."
ツナのサンドイッチや、サンドイッチ屋で売っているサラダが真にヘルシーな食事か、ということはさておき、散々マスコミにたたかれても、これだけははっきりさせなくちゃ、という事ですよね。それにしても、こういうことだったとは。人の興味をそそるように記事を書くのは簡単なことですが、やっぱり報道はもう少し正確にやってもらいたいものです。
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