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今でこそ、ちょくちょく耳にしますが、1990年にオハイオにある大学に3年生として転校した際に、初めてPC という表現に出会いました。politically correctまたはpolitical correctnessの略で、つれづれなるままに・・・の戸室さんが8月23日にちょっと詳しく書いていらっしゃいます。
転校した後の冬休み、以前からの友人とあって、『オハイオの大学、どう?』と聞かれ『とてもPCなところよ』といったら、『どういう意味?』ときかれました。ちょっと得意になって説明したのですが、後から思えば、あの人がPCという表現を知らなかったはずがなく、この日本からの留学生がどんなことを覚えたのやら試されていたのだな、といまさらながら冷や汗がでます。
この、PCという概念やその考え方に影響された言葉はあれよあれよというまにイギリスでも増えてきたのですが、なじみやすいものもあればちょっと考えすぎ?と思うものもあってさまざまです。使っていくうちに定着するものや、『差別』に関する意識を換えていくのに役に立つけれど、定着するかどうか、という表現もあります。
普段のおしゃべりでも言葉の選び方で、その人のPC度がうかがい知れます。disabilityかspecial needs、womanかgirl、chairmanかchairperson、childrenかyoung personsといった具合です。もっともマレーシアではいまだかつてPC度を気にする人にお目にかかったことがありません。顔色も変えずにretardedなどという言葉を使う人もいて、一瞬頭の中が真っ白になりました。
結局はその時々の社会に受け入れられている言葉遣い、ということになるのだと思います。言葉にだけ気をつけて、何も考えないでいるよりは言葉遣いがどうであれ、偏見を持たない事の方が大切だとは思うようにしているのですが、まるっきり気にしない相手、これはまたこれでちょっとシンドイことがあります。
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日本語でも、「フライトアテンダント」などは一般的に自然なことばとして定着してますね。それから「手短に」という表現もNGだという話を聞いたことがあります。
私自身は、ゆうこさんのように、言葉遣いが云々というよりも普段から偏見を持たないことを大切にして過ごしています。言葉は自然とついてくるものかなぁと思って。