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PCの概念について考えていたら、思い出しました。あれは確か1991年の夏。いや'92年だったでしょうか?父と、父の会社の方と、サンフランシスコのどこかで落ち合って話をしていたときのことでした。何の話をしていたのだったか、父が"a girl at the reception"といったのです。PCな環境にどっぷり使って暮らしていた私はかなり腹が立って、『ホテルの受付で仕事しているのなら、女の子じゃなくて、女の人でしょう!』とその場で反論しました。しかもその場にいた全員にわかるように、英語で。あの時、いかにもアメリカ風に肩をすくめただけで何も言わなかった父にいらいらしましたが、子供を持つ身となっては事を荒立てず、ああいう風にさらりと流すのも大切なことだとも思うようになりました。PC概念に対する父の見解がどんなものだか聞くこともないまま今日まで過ぎているのですが。
イギリスに移り、PCな友人もいればそれほど気にしない友人もいる毎日。Oberlin大学時代の友人が聞いたら幻滅されるかも、と思うほど雑駁とした話し方になりました。たとえば、いまでは気のおけない友人同士で話すときニュアンスによっては女性をgirlということもちょいちょいあります。
女友達ばかりで夜に出かけるときに使う、girl's night outなどもそのひとつ。women's night outではどうにも堅苦しい感じがします。家事・育児それに夫たちのことなどとりあえずは置いておいて、女だけで楽しくやろうよ、というのですもの、やっぱりgirlsの方がしっくりきます。
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