|
皆さん、こんばんは!
それは今日、仕事からの帰り道に起きました。
まずはYasが信号待ちしていた状況から把握してみてください。
三車線ある内の真ん中の車線にいたYasの車の前には、1台の乗用車とその後ろにもう1台小さめのトラック。Yasの車は前から3台目です。横の左車線には左折待ちの車が数台信号が青に変わるのを待っています。
大きなオレンジの夕日がキレイな時間帯でした。ふと気付くと車椅子に乗った、一人のがっちりした30代と思われるオージー男性がYasの車の左側を通過し、左車線と中央車線の境をまたぐように丁度前のトラックの左斜め後ろで止まりました。いわゆるごく普通の車椅子で、押してくれる付き添いの人がいるでもなく全くの単独だったので、
「信号が青になって横断歩道を渡る時に、左折する車とぶつかるのが怖いのかな?」
「それにしても車道に出てこなくても・・・。そっちの方が危ないぢゃん。」等と思いながら、信号が青になって車が流れ出したら、ゆっくり運転しなきゃなどと心の準備をしていました。
そして信号は青に変わりました。
すると何と!!
その車椅子のオージーは動き始めたトラックの車体の一部を掴み、トラックのスピードに引っ張られるまま、ぐんぐんスピードを上げていくではないですか!!!!映画Back to the futureでスケボーに乗ったマイケル・J・フォックスが車の後ろを掴んで一緒に走る、あの光景そのものが目の前の車椅子の男によって再現されているのです!
幸い、そのもう1台前の乗用車がゆっくり走っていたのでそれほどのスピードではありませんでしたが、それはあくまで車の中に乗っていればの話であって、ただトラックの一部に掴まっているだけの車椅子の上では相当な体感速度を感じていた事でしょう。トラックの運転手も気付いてるんだか、気付いていないんだかという感じでした。そりゃそうです。車椅子の人が自分の車に掴まって爆走しているなんて誰が想像できるかっていう話です。
Yasは余りの出来事にケタケタ笑いながら、ゆっくり後ろをついていきました。
信号を渡り、次の信号も過ぎ、かなりの距離を走った後、車椅子の男はトラックを掴んでいた右手を離し、惰性のままゆっくりと左側の路肩のほうにフェードアウトしていきます。
離した右手は親指を立て、トラックの運転手にさよならを告げながら・・・。
ホントたくましいです、みんな!
|