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blog title 知識人が読むものと言えば。。。 May 8, 2006

日本の書店でよく見かけるアメリカのニュース・オピニオン雑誌は、Time MagazineやNewsweekだろうか。総合ニュースマガジンとしてこの二つはアメリカでも人気があるけれども、どちらかというと一般大衆向き、アメリカのトレンドや話題のニュースを知るにはいいが、いまいち深みにかける。ほかにも雑誌屋さん(というのがよくある)にいけば、色んな種類、背景、政治色のニュース雑誌がおいてあって、ターゲット読者の違いがよくわかる。

うちのルームメイトは二人とも立派なプロフェッショナルで、一人はThe Economist(イギリスの雑誌)を、もう一人はThe Atlanticを購読している。The Economist(名前のイメージと違って政治ニュースも豊富)は私もプロフェッショナル修士プログラムにいたころ愛読していた(というか読むようにしていた)し、今でもニュースのキャッチアップのためよく読む。何が良いかと言うと、各国の主要ニュース、その歴史的背景や主な議論が適当な長さでまとまってある。The Economist自身の意見がハッキリしていてそれに反対することも多いが、情報自体はしっかりしていると思われる。ルームメイトは仕事で世界情勢を広く浅く知ることが大切なので、The Economistは最適なんである。The Atlanticのほうは、ある事件や歴史背景について、(多分ほとんどフリーランスの記者が)とことん調べた読み応えのある長い記事が売りだ。歴史ある雑誌なので過去の知識人や政治指導者が色々記事を提供しており、たまにその復元記事を読むのもおもしろい。

前にも書いた通り私の相方はボストンで歴史学の博士学生をやっているが、最近の彼のお気に入りは、The New York Review of BooksLondon Review of Booksである。学術界の人間にとっては、世界で何が起こっているか、だけでなく、それが誰によってどのように分析されて、どんな議論が発展していて、その議論にどういう落とし穴があって、誰がそれに反対しているのか、を知ることが大事だ。この二つのレビューは、その道で有名な学者たちが新しく出版された本を比較・批評するもので、分析もディープ、たまに学者同士の個人的な対立なども垣間みれる。どうやら学術界の大御所たちもここに載るレビューをかなり意識しているみたいだ。

投稿者: 茶谷 さやか 日時: 1:47 PM |



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