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blog title 密かな悩み April 22, 2006

ちょっとジレンマがある。学部の教授たちには話していないんだけれど、ちょっとした悩みである。政治学は楽しいが、私の興味はどうも歴史学、社会学、政治学が微妙に交差するそのエリアにあるようである。こうやってペーパーを書いていても、参考文献がそりゃもうあちこちのもので、どの教授に読ませても多分「半分しか知らない」ということになる。自分なりに的を絞っているのだけれど、どっぷり浸かれるフィールドがない不安定感みたいなのは否めない。教授の中にはそれを好んでくれる人もいて、確かに目の前にある作品(ペーパー)を書くのになにか支障があるわけじゃない。実際学問の境目なんてかなり恣意的なものだから、そんなことを悩む必要なんてないといえばない。

問題はもっとプラグマティックなところにある。政治学のマーケット、社会学のマーケット、歴史学のマーケットの傾向が違うこと。それぞれで「どんな手法」とか「どんな理論」とか「どんなトピック」がホットなのかが違うのである。人気があるからといって自分の手法を変えられない私。ここにジレンマの元がありそうである。

すみません、ものすごい個人的なことを書いてしまいました...。

今日はCSIS(戦略国際問題研究所)という有名なシンクタンクで行われた、「東アジア、共同の歴史?」というお題で、中国、韓国、日本で最近出版された共同の歴史参考書について専門家が意見を発表するというパネルに行ってきた。うちの大学教授も二人発表。私の感想は...私の政治的思想をバラしてしまうことになる(今更だけど)ので、控えておこう。でも総論として、Good Move!といった雰囲気。そういえばCSISで働くお友達KKちゃんにもご挨拶。友達って職場でみるとまた違う感じだ。

投稿者: 茶谷 さやか 日時: 6:52 AM |


コメント

はじめまして、こんにちは。アヤと申します。

姉が昔エイゴタウンで働いた関係で、面白い
ブログあるよ、とさやかさんのブログを紹介
してもらいました。

そして、さやかさんの苗字、プロフィールをみてびっくり。
私が神戸で働いていたときの上司と同じ苗字、
プロフィールもかなりさやかさんと似ていたのです。
もしも本当に茶谷さん(その方はイベントプロデューサー
をされてます)の娘さんなら、世の中って
意外と狭いなー。と思い思わずメッセージを
送ってしまいました。
(もしも間違っていたらごめんなさい。)

そのことを抜きにしても、さやかさんのブログすごく
興味深いので、いつも楽しく読まさせてもらってます。
私も今オーストラリアに留学しているので、
共感できる部分もたくさんあります。

ちなみに今はInternational
Relationsのマスターをやってるので、
数日前のフクヤマの話なんて、
やっぱりDCだと本物に会えるんだ!!
オーストラリアじゃ無理だろうなー。
と興奮してしまいました。

これからも、面白いブログ楽しみにしてますので、
がんばってくださいね。



アヤさん、こんにちわ。お察しの通りです。世の中って本当に狭い!ですね...。悪いことは出来ないなあ、なんて。

マスターの勉強頑張ってくださいね!オーストラリアの学校だとアメリカとはまた違った視点がありそうですね。興味津々です。



初めてメッセージします☆

このジレンマ、よく分かります。僕も、そもそもの興味の対象が哲学だったので、政治学とか社会学といったいわゆる「社会科学」領域で哲学するのに戸惑った記憶があります。
もちろん、今はどっぷり政治思想ですけど(笑)

でも、さやかさんの問題意識だと、政治学だろうと社会学だろうと(ま、それに「史」とくっつけりゃ歴史になりますね)議論できるように思います。
しかも、変に流行に左右されずに、自分の論点に突っ込むほうが「健全」だと思うし、長続きするんじゃないかな、と常々思っています。

とりとめもないですけど、雑感でした☆



ちぶりんさん、
コメントありがとうございます!このジレンマ中々相談すべき人がいないので思わずこんなところで書いてしまったんですが、理解者が見つかって心強いです。

そう、自分の興味に思いっきり執着できることが、学術界のいいところなので、自分らしく学問やるべきなんですよね。でもアメリカの「政治学」というフィールドで高く売れる研究者を育てたいという学部や教授の立場も理解できるのですよ。。。



あ、この前CSISにいたのね。うちの会社の近く。今度近辺に来ることがあったら、お茶でも。

さやかのジレンマ、わかる気がするな。今私もPhDをやろうか悩んでいるんだけど、どうも私の興味のあるテーマは経済学と公共政策学と、社会学を混ぜた感じなんだよね。既にPhD持ちの上司に相談したところ、pureな経済学のPhDにした方が良いよ。fuzzyなごちゃ混ぜPhDは良くないと言われてしまった。。。うーむ、でも完全にpureな経済学だと、私には少しheavyだし、追求したい研究内容とズレるんだよね。雑種PhDでもいいじゃん。。。とか思うんだけどさ、現実社会は少し違うみたい。



>Kiko
学校も家も全部ご近所さんなんだよね、たまにはランチでもしよう。Interdisciplinaryでも的のしぼった研究はできるわけで、逆に隙間に収まってるせいで今まで研究の進んでない分野ってあると思うんだよねー。確かにプログラムに入ろうかどうしようか悩んでる時に、権威のある人にそういうこと言われると余計悩んじゃうかも。



ケータリング専門のKazuyoです(笑)。
なるほど。さやかさんでも密かに悩まれるんですね。phDは関心持ちつつ何も調べていませんが、「学」種に縛られるんですね。興味が決まっていないと問題だと思っていたけれど、興味が色々な学問と交差するとそれも問題なんですね。「何故XはYなのか」みたいな問いを考えて答えを導き出すことがphDの研究かと思っていたから、色々なアングルから物事をみることができる方が良いきがしていたのだけれども。



>Kazuyo
フリーフード提供ありがとう!飛んでいくので、CSISでイベントの残り物が余っている際は教えてください:)。そうでしょ、色んなアングルから見た方が良いに決まっているんだけどね。マーケットの力ってすごいなあって思います。



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