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前述したペーパーをうなりながら書いている。ペーパーを書くのは嫌いではない。特に本能的に理解しにくいことを筋道たてて論じ、自分の言いたい結論にうまく結びつけられると、快感!の一言である。でも途中で自分の勉強の足りなさや議論の弱さに気付くこともあり、やはり自分の議論は(情けないけど)書いてみるまでいまいち善し悪しがわからない。
まあとにかく、一日パソコンの画面をにらんでいると何がつらいって、目が疲れるのである。焦点のあわない目をしょぼしょぼさせながら窓の外を眺める。今日はとってもいい天気だなあ、と思っていたら同期のSLが急に電話してきた。
「フランシス・フクヤマを見に行こう!」
2時間後にWoman's National Democratic Clubというところで、James Mannとの対談があるという。政治学をやっている人ならご存知だと思うが、フクヤマは『The End of History and the Last Man』という有名な本を書いた人で、SAISという国際関係のプロフェッショナルスクールで教える教授である。思想史に造詣が深い上に、アメリカ外交政策のブレインとしても活躍する、学問と政策の難しいバランスをとっている珍しい人物である。わたしも自分のTAの授業でフクヤマの書いた記事などを使うし、DCにいるくせにそういえば生フクヤマを見たことがない、ということでチャリンコを飛ばし対談をききにいった。

名前から推測できるだろうが、日系人である。話の内容は、最近彼がよく書いているアメリカのネオコンの思想的原点や最近までの発展、イラク戦争にいたる政策決定などについて。ジェームス・マンのほうも実は有名な政治ジャーナリストだが、私としてはもっとアカデミックなフクヤマの話に釘付けである。
というわけで、ペーパーのブレイクとして、ちょっと「DC」っぽく、ちょっと「政治学の学生」っぽいことをやってみた。たまにはいいかも。
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ちゃりんことばして行けるなんて、ほんと政治の街だね(笑)。話、面白かった?