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同じプログラムの友達に「おそろしくおバカな質問なんだけど、Ph.Dって何の略?」って聞かれた。Ph.Dとは英語で博士号のことで、Doctor of Philosophyを略したものだ。もちろん哲学(Philosophy)に関係ない分野でも博士はPh.Dである。どんな分野であれ「真理」の追究は究極の哲学につながっている、という意味だと勝手に解釈している。数学者兼哲学者であったデカルトとかね。まあ最近は「真理があるというのは幻想だ」という考え方もあるので、こういう一種のロマンチシズムに浸るのも簡単じゃない。Doctor of Philosophyと聞いて私がいつもイメージするのは、パスカルの「人間は考える葦である」という文句。真理の有無に関わらず、パスカルの言う通り「考える」ことが人間の最大の特徴であるなら、とことん考えることを宣言するこの職業って、人間の可能性の最前線を切り開く使命があるんだって(これまた勝手に)思っている。
とまあ自己満足な感じの解釈でした。実際のところ、Ph.Dは「学位」であって、つまり学校産業と切り離せない。したがって、前にも書いたようなマーケットのジレンマたるものが生まれる訳だ、残念ながら。
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