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香港では 9月から新学期となるため、夏休みは新学期の準備期間でもある。
その中でも特に目玉となるイベントは教科書購入のためにあちこちの本屋を探して回る父母の姿。
学校では学期末に教科書のリストが渡され、町の大きな書店で教科書を買い求める。中には学校がまとめて購入し後で配布してくれる本もあるが、大半の本は自分達で購入しなければならない。
早く買わないと、売り切れてしまう場合もあり、新学期にはいっても教科書がそろってないという生徒もたまにいる。
本の内容は毎年すこ~しずつ変更があるので、兄弟のお古の本は使用できないことがある。またほとんどの教師が、「必ず新しいのを購入するように。 誰かの使用した古い本は認めません」と言うそうだ。
これは答えを直接記入するタイプの本が多いせいもあるのだが、その裏では学校と出版社との癒着が頻繁にあるらしい。今年も特捜が暴いた関連事件が2件あった。
1冊の本は600円くらいから1500円程度までだが、1教科につきそろえる本の数が多く、合計では3万円前後になり、低収入家庭には負担が大きいというこということで毎年「出費が多すぎる」という不満の声がニュースで放送される。しかし実は政府の援助があり、無料で教科書を受け取れる。
アンセンの学校では英語の本はOxford社の教科書を使用するため、同社に勤める私の友人に頼んだところ、スタッフ価格の半額で購入できた。政府の援助のない中流家庭は人のつてやコネをフルに活用して節約に励んでいる。
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