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リックくんは金城武をすこし太らせて たれ目にし、口を大きくした感じの男前。
(そしたら全然 別人やん!!!)
あのペニンシュラホテルに顔のよさで就職が決まったという 彼のお母さんの
話だが 5、6年ほど前に製作されたペニンシュラホテルのPR用ビデオに登場している。
今ではフロントマネージェーなので もちろん英語はペラペ~ラだが、彼が幼稚園に
入ったとき イギリス人の先生を見ては 2ヶ月間 毎日泣いて登校し、泣きはらした顔で
下校したので、お母さんが思い余って外国人教師のいない幼稚園に替えたそうだ。
こんな彼とはもう10年以上の知り合いだが 最初に会ったとき彼はまだ大学生前だった。
英語の ”え”の字も話さず 当時広東語がわからない私は リック君とは直接話す機会はなかった。
大学では 将来観光業で働くことを目標として ホテル学を勉強した。ここで英語力を鍛えた。
それでも当時 私と会ったときは最初の一言、二言だけ英語で 後はまるっきりだった。
そしてそれから 3年後(香港の大学生活は3年です)。無事ペニンシュラホテルに就職が決まったと
聞いて会う機会があった時 まるで醜いアヒルのこが白鳥に変身したように スラスラ英語が
口から飛び出した彼を見た。
仕事のためとなれば 結果が早いのが香港人のいいところ。
今では 一人前に日本人の発音が聞き取りにくいとまで のたまうようになった。
(しかし彼は大の日本好きで休みの度に 日本のあちこちへ旅行に出かける)
その日本人の発音について最近教えてくれたエピソードがある。
彼の勤務中に日本人泊り客が部屋の鍵をなくしたという。
そこで部屋番号をたずねると その日本人は
「ホー、ホー、ホー」と答えた。
二度、 三度と聞き返したが全く検討がつかないため
紙に数字を書いてもらったところ 実は<444>ということが
やっとわかったそうだ。
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