|
北京語の需要は97年の返還以来 日々高まっている。
観光業界、小売業界、飲食業界など、中国大陸からのお客様なくして
経営は成り立たないほどである。
1988年にわたしが始めて中国旅行をしたとき、10元と言えば地元の人にとっては
結構な額だったが、今では500元札をいっぱい持ってきて現金で宝石やテレビ
ブランド物を次々と買いまくる というように 大陸中国人のイメージはすっかり変わってしまった。
ということで 大陸中国人は大得意のお客様なので 当然北京語でサービスしなければならない。
かのディズニーランドのジャングルクルーズは言語別に3つの列に分かれて並ぶ。
一番空いているのは英語の列、その次広東語。北京語の列は満員御礼。
英語が話せない日本人がお店で右往左往していると、最近は北京語で話しかれられることが多い。
かつて白い顔の化粧に帽子をかぶっていれば日本人女性と思われたが、 大陸や台湾の裕福な女性も
日本人のようにファンデーションをきちんとぬったお化粧をしているので、見分けがつきにくらしい。
私は普段ファンデーションはぬらないけれど、私の広東語にネイティブらしからぬアクセントがあるのが
わかると やはり京語で話しかけられる。
それゆえ、「語学は子供のうちから! 」ということで北京語に力を入れる親御さんも 当然多い。
両親のどちらかが 大陸や台湾出身という家庭も最近よく見かけるが、そういう場合は子供も
北京語を覚えやすい。
小・中学校では英語教育に力を入れているか北京語教育に重点をおいているか差別化しなければ
少子化の世の中で生き残れない。
香港の大学に入るには英語が必須なので英語がまだ優勢のようだが、北京語を学んで中国の大学に
留学する学生も目立ってきたこのごろなのです。
|