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2月にパリへ行ったときのお話です。
RERというOver Groundのパリ郊外を走る列車の中で、とある西洋男性が本を読んでいました。
たまたま私の目の先にありましたので、なんだろうと表紙を見てみましたら、
「HAIKU ISSA KOBAYASHI」
あら。なんとも馴染みのある内容だわ、と彼と目を合わせましたら
同時に彼も私のような東洋女性が表紙を見ていたものですからにっこり笑ってくれたんですね。
「俳句の本なんですね」と英国人なのかもわからないのに英語で聞く私。
「そうですよ。」と笑顔で英語で答えてくれた西洋男性。
ちょっと読ませていただいたのですが江戸時代の言葉は本当に難しいですね。
1ページごとにひとつの俳句、日本語の原文、ローマ字文、そしてフランス語訳。
「あなたは意味がわかりますか?」と聞いてみました。
「ええ、フランス語の訳がありますから。俳句好きなんです」と西洋男性。
「私にはさっぱりわかりません。残念です」と私。
次の駅が彼の降りる駅なようでまだまだ話したいけれどここでお別れ。
「これが僕のビジネスカードだよ。アーティストなんだ。いつかメールくれるかい?」
「日本帰ったら絶対メールします。どうもありがとう。お会いできてよかったです」
こんな出会いもあるんですね。
あまり彼は英語が得意ではありませんでしたが、それでも何かしら通じあうことはできます。
そんな西洋男性はパリに住むロシア人。
ヨーロッパの言語はもともとラテン語からの分身ですから、フランス語だろうとロシア語だろうとおおよそのニュアンスでいいんですね。うらやましいですね。
http://tarassov.free.fr
たった5分も満たないけど素敵な時間でした。
また会えるといいなと願います。
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