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blog title 映画のお話 July 25, 2007

日本、時は戦後すぐのころです。
とあるクリーニング屋を営んでいる家族のお話。家族のために一生懸命仕事をし、裁縫をし、子供を寝かしつける”お母さん”の1シーン。

成瀬巳喜男監督の「おかあさん」という映画でございます。
1952年に撮られた白黒の映画をロンドンで見ることができました。

Mikio Naruse.jpg
「おかあさん」監督:成瀬巳喜男 1952年

なんとも色のない映像というのは想像力が沸いてきます。

「派手な着物のほうが高く売れるわよ」と”お母さんに差し出した娘の柄の美しい着物が映しだされても、
「このスカーフ高いんだよ」と言って”お母さん”に文句を言うお客さんがもつ「高いスカーフ」も、
「スマートならくだ色に染めて欲しい」といつも難しい注文をするお客さんの帽子も、

全部色がわからないのです。それでも一つ一つの台詞で「あぁきっとこんな色なのね」と私の頭の中では私オリジナルのカラー映画になるのです。

そして、とってもシンプルな物語だからでしょうか、映画に出てくる人すべての背中がその人その人の人柄、立場、性格をくっきりと映し出しているのです。
背中とは面白いものですね。

今その人はどう思っているのか、感じているのか、背中をじっと見つめるとわかってしまうものなんですね。両親の愛情も「おんぶ」でじんわりと伝わりますものね。

そんなことを思わせてくれるとっても素敵な映画でした。

そして、まだ生まれていなくてもふすまや畳や日本語でなんとなく懐かしいと思った戦後日本の風景を100分見続けた後、その世界から出た先にはロンドンの象徴ビックベンが私の目に映りました。

そう私はロンドンにいたんですね。

しかしそろそろ私もロンドンに背中を見せて遠ざかる日が近づいてきました。
そしてここともです。

どうぞ最後までお付き合いくださいね。

投稿者: 高橋 加奈 日時: 5:19 PM |
blog title ゴルフのお話 July 19, 2007

今日の夜、家の前でかわいらしいおばあさまが何か考え事をしておったようで、「you need some help?」と尋ねましたら、
「ここの大きなお庭はいったい誰のものなのかしら??」と真裏にある大きなプライヴェートガーデンを気にしておった様子。

彼女とお話した内容はあまり意味はありませんが、そういえばこうやってお互い見知らぬご近所の人と道路の傍らで話すというのは最近では少なくなっているのかなぁ、なんて思ったのです。

たまにはこうゆっくりとした会話も大切ですね。

さて、話はがらりと変わりますが、先日私の父と一緒にスコットランドのSt.andrewsへと行ってまいりました。なんともそこはゴルフで有名な土地だとか。

そもそもゴルフはとあるスコットランドの羊飼いの遊びからできたものだとか、中国の小民族の遊びからきたのだとか説はさまざまございますが、一応St.andrewsが発祥の地とされており、世界で最初のゴルフコースがございます。(Old course)
ゴルフコースのバンカーももともとは動物が掘り起こした穴からできているんですって。自然の中からゴルフコースというものはできたんですね。

Summer holiday 07 030.jpg
横に並んだ大きな3つのバンカー。

私にとってもゴルフコースをまわるというのは初めてでしたので新鮮でとても楽しかったです。
もちろんゴルフはできませんので通訳として、ですが。
なんといってもOld courseはとても有名なコースなのである程度の実力がないとゴルフをさせてもらえません。

そして父は夢のold courseでゴルフ。一番ホールと18番ホールは見物する人でにぎわっておったのでプレーするにはちょっと恥ずかしかったようで。

Summer holiday 07 044.jpg
有名な17番ホールの橋。

まぁ私も父も楽しめたのでよかったです。

投稿者: 高橋 加奈 日時: 5:24 AM |
blog title コーヒーのお話 July 11, 2007

イギリスといえばもちろん紅茶です。確かに同じ茶葉でも日本で入れた紅茶とイギリスで入れた紅茶は違うのです。これはきっと水のせいですね。イギリスの硬水が紅茶葉に合っているようです。

余談ですがコーヒーで有名なスターバックスでも紅茶を頼むイギリス人も少なくありません。日本ではどうかわかりませんがこちらのスターバックスではたくさんの種類のティーバッグをそろえておりますよ。ぜひお試しください。

そんな紅茶で有名なイギリスですが実は昔はそうではありませんで、コーヒーも紅茶も等しく飲んでいたのです。それなのになぜ今はコーヒーではなく紅茶なのか。今日は1800年代のイギリスコーヒー事情についてお話いたします。

coffee stall.jpg
"Coffee Stall - Early Morning" 1872. Museun of London蔵
Description(説明): Men gather round a coffee stall, chatting and queuing up for coffee. The stall holder can be seen top left filling a mug from the urn(金属製のコーヒー沸かし). A lone woman stands on the right.

1820年代に関税の引き下げがあり、コーヒーの値段も下がったため日常的な飲み物へとなりました。1840年代後半にはロンドンに2000軒を超えるコーヒーハウスやコーヒーストール(コーヒーを入れる屋台のようなもの)が300軒あったそうで、イギリス人の紅茶年間消費量が650gだったのに対し、コーヒー年間消費量はなんと800gだったそうです。

それなのに30年後の1870年代前半のコーヒー年間消費量は450g、さらに10年後は350gと徐々に減少していき、もうコーヒーはイギリス人の日常的な飲み物ではなくなっていました。

こうしたコーヒー消費低迷の理由には大きく2つございまして、ひとつは1870年代以降、紅茶がインド産、セイロン産(今のスリランカ)の輸入の増加により値下がりし、逆にコーヒー豆の値段が高騰したからです。当時イギリスの植民地だったセイロンではコーヒー豆も作られてはおりましたが、害虫被害によってコーヒー豆から紅茶葉へと転向していったのでそれもひとつのコーヒー値上がりの理由になったのかもしれません。

そしてもうひとつの理由が、コーヒーにチコリ(キク科の多年草。タンポポに似ている)などの混ぜ物を入れて販売することが合法だったということです。
当時、イギリスに限らずチコリの根を乾燥させローストしたものがコーヒーの代用品として世に出回っておりました。チコリはたくさんの糖分を含んでおりローストしている段階でカラメル化し、コーヒーに似た色と苦味が生まれたのだそうで。
1830年代からすでにチコリ混入の規制については議論されていました。そして大蔵大臣が1853年にパッケージにチコリ混入とちゃんと明記すれば販売可と条件を出しました。
しかしこの条件の欠点はチコリの含有量の規制がなかったことですね。
それを悪用して「純コーヒー」と名乗ったものでも25%以上のチコリが混入されていたり、「チコリ混入」だと書かれてあっても一体どれくらい混入されているのか消費者はわかりませんでした。

そんな高くて不純物が含まれているコーヒーなんて飲まなくなるのは当然といえば当然です。そして今でもなお、イギリス紅茶の勢いは衰えを見せておりません。

フランスではエスプレッソを、イギリスではブラックティーを。

coffe seller.jpg
"A man with a barrel organ and a coffee sellar" 1828. Museun of London蔵
Description: A street musician with his instrument, and a woman running a coffee stall.

投稿者: 高橋 加奈 日時: 2:35 AM |
blog title バベルの塔のお話 July 1, 2007

人々は少しでも天に近くありたいということで建てようとしましたバベルの塔。しかしそんな考えが神の怒りをかい、神は完成させずに壊してしまった。
そして人々をばらばらの土地に移し、交流できないように違う言語を教えたと。

なんていうお話を聞いたことがあると思います。

しかしこれは大きな間違いでして、もともとバベルの塔というのはある王国を作るためのものだったんですね。巨大な権力の象徴として大きな建造物を作るのです。
神様はそのバベルの塔を建てている様子をじ~っと見ていました。そこにひとつ、悪の姿を見ました。その悪をやってのけようと人々は一致団結し、より大きな悪を生み出していたと。

「一致団結」というのは普段はいい言葉ですが、もちろん悪いことにも使えてしまいます。

そしてそんな悪意の一致団結というものはいずれは崩れてしまうもの、やがて内部分裂が起こりました。ですからバベルの塔は完成しなかったのです。神様が壊したわけではないんです。

さらに「違う言語」のことですが、これは人それぞれ違う言葉で話しているから通じないんだ、という「自分主義の考え」からきているもので、バベルの塔の話で本当に伝えたかったこととは「たとえ言葉が通じなくても一人ひとりが歩みよって相手を理解しようとすれば心は通じるんだ」と言いたいのです。

なぜこのような話をしたかといいますと、先日ロンドンで起こりましたテロ未遂事件がきっかけでございます。

私はテロを起こそうとした人々を悪だとは思っていません。これにはかなりの歴史的背景や宗教的背景が入り混じっておりますので私のような何も知らない者が、ただ「悪だ」とは言えないでしょう。

言っておきますが私はテロ行為を肯定しているわけではございませんよ。

ただ私が言いたいのは私も含め、一人ひとりが歩み寄って相手のことをもっと理解できたらなぁと。
「テロ反対、戦争反対」という一歩的な思いだけでは解決しないんではと思うんです。お互いの立場を理解し合える場が欲しいなと願ってやみません。

今回は目撃情報と素早いロンドン警察の活躍のおかげで爆発物は処理され誰一人失うことなく終わりましたが、まだまだ気が抜けませんね。
毎年夏に何かが起こるロンドン。しかし平和解決の道はきっとあるはずです。

投稿者: 高橋 加奈 日時: 5:46 AM |

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