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日本では年賀状、こちらではクリスマスカードを。
最近ではいたるところでクリスマスカードを見かけます。
今回はそんなカードを送るのに必要な切手のお話。
実はイギリスで世界初の糊付き切手が発行されたのです。
時は1840年の1月。わずか1ペニーで誰でも全国どこへでも手紙を送れる新制度、1ペニー郵便制度というものがローランド・ヒルらによって導入されました。
この新制度の導入以前は、北のリヴァプールから南のロンドンまで便箋一枚あたり11ペンス、2枚になれば22ペンスもしたので、週給20シリングの労働者にとっては、手紙を送ることは難しかったのです。
ちなみに1ペニ(penny)ーは今ですとおよそ2.3円、ペンス(pence)はペニーの複数形、1シリング(shilling)は12ペンスでございます。
そんな初切手がこちら、ペニーブラックといいます。

ヴィクトリア女王の横顔のデザインですね。今でもこの伝統は続いており、今日の切手はエリザベス2世の横顔のデザインでございます。
しかしペニーブラックは再利用しようとした人が増えてしまったため、約9ヶ月でペニーブラックは色を変えミシン目の目打ち付きペニーレッドになりました。
ペニーブラックはわざわざはさみで切り取らなければならなかったようです。

さらに人々にとっては画期的な制度だったのですが、料金を1ペニーと安くしてしまったため、郵便収益がかなり落ち込み、財政を圧迫しました。そしてようやく回復したのがなんと1875年のことだったそうです。
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