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だいぶ前に、ちょっとだけ窓にかかる税金のお話をしたと思います。
今回はもう少し詳しくお話させてください。
建物が好きな私にとってはとても興味深いお話でしたので。
時は18世紀後半から、イングランドで最も不健康な税金と言われた窓税。一番窓税が重かった時期は1808~1823年の間で、窓が6つ以下の家で年間6シリング6ペンス(今の相場でおよそ160円)から8シリング(およそ195円)、7つで年間1ポンド(およそ220円)、9つあると年間2ポンド1シリング(およそ450円)もの税が課せられたといいますから、貧しい人々は窓のない暗い家の中ですごしておりました。
(中流階級で平均年収がおよそ150ポンドです)
しかし1823年には窓税は半額になり、25年には8つ以下の窓の家は税金免除になりましたが、住人は余計な出費をかけたくない、そして窓屋さんも必要な場合のみだけ窓をつけようとしなかったそうで、イングランドのほとんどの家は8つ以下の窓の薄暗い家で暮らしていたそうです。
そしてついに1851年、窓税が廃止になりました。ちょうどこのときはクリスタルパレスという、すべてがガラスでできた大きな建物の中でロンドン万博が行われた年で、ガラスの値段も安くなったというのでようやくイングランドの家々の室内にも明るい日差しが差し込むようになりました。

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