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さて、前回の続きのお話です。
インド更紗が流行りだし、上流階級者のステータスともなったインド更紗。
しかし両国に悲しい出来事が起こります。
インドでは布の生産に追われ、しかも低賃金で働いていたことからインドはお金がなくなってしまいます。(もちろん、更紗生産だけが理由ではありません。)ですから病に倒れる人などで人手不足となり、品質も下がってしまいます。
ちょっと話はずれますが。。。
実際なぜ綿布が今でも基本の布地とされているか、それはインド更紗のおかげと言っても過言ではないと私は思います。
なぜなら綿花はとてもデリケートな植物で、薬品をまかないとすぐ害虫にやられてしまうし、天候にも左右されやすいものなのです。
しかも昔はそんな便利な薬品などはきっとなかったでしょうから、害虫から綿花を守るというのは大変な仕事だったと思われます。
実際、今でも綿花に薬品をまく生産者の健康にも害をもたらすという問題もございます。
でもなぜ綿は巷にあふれているのか、布=綿布という発想は世界中に衝撃をあたえたインド更紗の影響ではないかと思うわけです。もちろんインド更紗はイングランドだけではなく、中国などの東洋の国でも人気でした。
私は東洋のテキスタイル史には詳しくないので「人気でした」とだけ言っておきます。
肌触りもよくて通気性にも富み、そして吸水性にも優れたものですから昔も今も愛されているのでしょうね。
そんな素材を発見し、古代から一緒に暮らしてきた代表国がインド(又はその周辺)であり、先人の知恵を引き継ぎながら、昔ながらのインド更紗を生み出していましたが布生産は低迷し、インド更紗は姿を消してしまいます。
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