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GIZA(ギザ)という最高級な綿がございます。
主に綿の良し悪しというのは繊維が長いか短いかと繊維の細さ太さにあります。
例えば繊維が短かったら、糸にするときその分繊維の足がでて毛羽立ちが目立ちますが
繊維が長ければうまくまとまって撚りにかけられるので毛羽立ちはなく、つるんとしっとりとした糸に仕上がります。
さらに繊維が太ければきめ細やかさのない糸になって、細ければなめらかで光沢感のある糸に仕上がります。
そんなGIZA綿の中のGIZA45という種類は超長綿の最高峰
綿だからって甘く見てはいけません。
GIZA綿の生産地はエジプトのギザ地方
ギザの3大ピラミッドのあるところです。
エジプトのモノカルチャーとして生産されてきたエジプト綿。
19世紀ごろから本格的に生産されるようになっていきました。
ちなみによく服屋さんで聞く人は聞いたことがあると思いますが、スーピマ綿というこれも高級なアメリカの超長綿で、これを使った服が最近多くなっています。
某有名なカジュアル衣料店の服の一部にもスーピマ綿は使われていますのでぜひ超長綿の肌ざわりを確かめてみてください。
さて、残念なことにGIZA綿はもう生産されないことになりました。
綿というのは安価で誰もが知っているメジャーな素材ですが、実は綿生産はすごい時間と費用がかかっております。
特にGIZA綿は最高級ランクですから、その品質維持のためにじっくりじっくりと時間をかけて育てられます。
そして収穫し終わった綿の畑は栄養が綿花に取られ痩せているため、その畑を2年休ませてから次の綿花の栽培を行います。
でもこれではその休ませている2年間はお金になりません。
なのでバイオ燃料の原料になるトウモロコシの生産に切り替えるとのこと。
こんなに時間がかかって高いだけの綿よりも、生産性のあるこれからの燃料を作った方がいいということで、綿の畑はトウモロコシ畑に変わるんだそうです。
石油に変わる燃料として次々と開発されるバイオ燃料は、もとは余っているものから作る燃料として開発されていたはずだったと思うのですが。。。
最近はバイオ燃料のせいなのか、食用のトウモロコシの値段も上がってきているそう。
どっちが大事なんて私は決められませんが、ちょっと寂しいなって思うのです。
まだ1,2年分のGIZA綿はあるようなので、もしGIZA45で作られた服を見かけたときはぜひ一度腕を通されることをお勧めします。

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