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20日、台湾の教育省が「台湾の子供の身長が年々低くなっている」と発表。学業のストレス、食生活や睡眠不足が原因になっているのでは、という見解を示しました。
確かに台湾は学歴社会で、子供の少しでも多くのことを学び、良い成績をおさめてほしいと、どの親も必死になっています。
8月30日に國小(現地校)1年生になった我が家の娘のスケジュールはというと・・・・・・
朝7時起床、朝ごはんを食べてから朝7時40分~45分に登校
学校では40分の授業を、10分の休みを間に入れながら4回行う(火曜日は一日授業の日で、3時55分に終わる)
12時になると学校に迎えに来る安親班(塾90%、学童10%のようなところ。山ほどある安親班から親が選んで入れる。学費は高い)の先生と共に安親班へ移動。
安親班で昼食をとってから宿題。宿題は毎日「國語」(北京語)の問題が2ページ、読みが2ページ、書き取りが3ページ、「数学」の読解問題が2ページ、週末にはもっと増えます。そして、毎日学校で学んでいることよりも先に先に勉強を進めていく。
娘の通う安親班では色々なオプションが付けられるので、彼女の希望で「英語」「そろばん」「ピアノ」「バレエ」もつけている。英語は週2回でCDを聞きながら答える聞き取り宿題2ぺージ、読み取り宿題数ページあり。そろばんも、毎週10ページほどの宿題あり。
帰宅は5時半。
帰宅後6時まで遊び、夕食。6時半~7時の間にお風呂に入り、7時~7時半の間は日本小学1年生が学んでいる「国語」「算数」の問題を数ページする。
7時半~8時の間に就寝。
となっています。
このスケジュールでも、かなりゆるい方だと言われており、皆、安親班を5時に終わらせてから、外食し、他の習い事に移動する、を繰り返し、大体10時~12時頃に寝るのだとか。
台湾の学校では、小学生でもお昼寝の時間があり、國小と、安親班には枕を持参します。枕を自分の机の上に乗せて、そこにつっぷして寝るのですが、2歳で昼寝の習慣がなくなってしまった娘は寝られず、でも他の子たちはグーグー寝ているのだそうです。「昼寝をすると集中力が高まるから」が理由で、実は、社会人になってもこの習慣はしっかりと続いており、普通の会社でも昼寝の時間が儲けられているほどなのです。
昼寝は大体1時間ほど。いくら昼寝をしているとはいえ、12時に寝る子供にとっては、一日の睡眠時間が8時間ほどにしかなりません。日本でも夜更かしする子が増えていると言われていますが、専門医によると背を伸ばすためには低学年で最低10時間の睡眠をとるべきなのだそうです。
また、成長期に必要な成長ホルモンの分泌は、だいたい夜の10時から深夜2時頃が盛んになるのということなので、この時間帯にはすでに熟睡している方がよいみたいですね。
さて、いくら昼寝をしたところで猛ピッチで進められていく勉強についていくのは疲れる・・・・・とのことで、なんと台湾の小学校では「手にベタベタつかない物以外」のお菓子は持ってきてもOK。娘は飴やチョコを時々持って行き友達と分け合って食べていますが、中には菓子パンを休みのたびにほおばっている子もいるのだとか。
台湾の小学生の肥満率が高い理由がよくわかりました。背も高い子が多いようにも感じるのですが、恰幅の良い子もかなりいるのです。
先生も親も、勉強のごほうびにお菓子を与えることが多いのも原因のようですね。お菓子を食べる=3度の食事がしっかり食べられなくなるのは当然のことで、みんなも熟知しているはずなのですが(保護者会で先生が力説されていたので)・・・・・・という私も「疲れるとチョコ」派なので、午前中ならばとチョコをあげてしまいがちです(反省)。
また、外食が盛んである台湾人が最近好むのがファーストフードなのも、食生活を貧弱にさせている要因でしょう。昔からあるスローフードの食堂ではなく、洋風のレストランやチェーン店などで夕食をとる親子が多くなってきており、野菜不足や濃い味付けが身長に影響しているようです。食堂の食事は野菜も多く、栄養のバランスもよく作られているので美味しいのですが・・・・・・。
そして、運動。台湾の小学校では体育は週に一度の40分だけ。
毎朝、練習をする卓球クラブや、サッカークラブなどもありますが、夜遅く寝ている子供達が朝シャキシャキ動けるわけがなく、参加させる親が少ないのが現状です。
男の子に関しては、どうせ徴兵でみっちり鍛えられるから~と考えているのかもしれませんね。
日本人学校はというと対照的で、小学1年、2年生の勉強スケジュールは緩やかで、宿題もさほど出ず、内容も簡単なのですが、体育に凄く力を入れているようです。うんていをスイスイ渡ったり、鉄道でクルクル回ったり、縄跳び、水泳、とにかく沢山のことをさせ、基礎体力をつけさせるのが方針のようですね。
台湾の小学校の良い点の一つに、小さい頃からこういう環境にいると「勉強するのが当たり前」になってしまい、疲れは感じても嫌だとは思わない、というのがあると思います。宿題をするのが癖になり、自分でスケジュールを立て効率よく勉強する能力がつくのだそうです。勉強が出来る、出来ないは別にしても、この意欲と姿勢だけで小学生なら花丸ですよね。
とはいえ、身体に影響するまで勉強漬けにさせるのも可哀想な気もします。
子供は将来国を支える大切な存在なのだという意識が高いので、このように勉強、勉強となってしまうのでしょうけれど・・・・・・シンガポール在住時にも、メガネの子供が凄い多くて驚いたものですが、やはり将来のために勉強!と考えている親はアジアには多いようですね。そういえば、格差が広がる日本でも、低学年から勉強重視の親が増え続けているのだと聞きました。
子供の学業スタイルにも、国それぞれの事情が反映されているように感じられてなりません。
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