|
今回はエンタメを離れて「我が家の子供たち」のその後を書いてみようと思います。
我が家の子供たちは、アメリカで生まれ娘4歳、息子1歳半で帰国。帰国から1年後に台湾に移りました。
帰国する1年前からプリスクールに通っていた娘は、英語を少しずつ話せるようになっていた時期で「やっぱりアメリカ(ニュージャージーですが)の発音になるんだなぁ」と思っていたものの、帰国してからは早く日本の風習や習慣、生活に慣れるようにと英語のフォローアップをあえてしていなかったら、見事1ヶ月で英単語が出ないように。1年経ったら、英語で話しかけられると何となく理解できるものの、話す能力はゼロに等しく、簡単な単語のみ発する程度になってしまいました。
その反面、幼稚園に通いだしたため日本語の能力は凄く伸びました。また、日本とアメリカの習慣などの違いも理解できるようになり、そろそろ英語を習わせようかなと思っていた頃、再び日本を離れ台湾に住むことに。
子供たちは、ニーハオも何も知らないものの、半日は英語ネイティブによる授業のため「一応英語による最低限の意思相通は可能だから」と入園を許可された自宅近くの現地幼稚園に通うことに。息子は日本語が話せる先生の班(クラス)に入り、日本人の子も同じ班にいたものの、娘の班には日本人はおらずメインの先生も北京語と英語のみという状況で、朝の9時から夕方の4時まで過ごすことになったのです。
何よりも「友達をたくさん作って、遊びたい」ことを願っていた娘は、すぐにクラスの子と仲良くなったものの、子供たちは北京語で会話するため話の中に入れず「みんな何を言っているのかわからないから怖い」と夜に泣いて訴えたこともありました。日本人向けの幼稚園もあったので、娘が希望するならそこに転入しようとも考えたのですが、彼女はせっかく出来た友達と別れたくない、先生も大好きだからと朝になると元気に登園したのです。
そして、半年経ち先生から「基礎的な会話は出来るようになってきました」と言われ、1年経つと「複雑な会話も出来るようになってます。発音も台湾の子と一緒」と言われるようになり、台湾生活がもうすぐ1年半になろうとしている現在は、外出時には私の通訳をしてくれ、私は「旦那さんは台湾人なんでしょ」と言われるように。先日、娘と一緒に外出した北京語が話せるようになってきた夫も「奥さんは台湾人なの?」と聞かれたそうです。それ程、彼女の北京語は自然で違和感がないのだそう。
娘は母国語がかなりしっかりしてきた5歳で外国語を習得したので、ここまで伸びたのでしょうね。彼女が特別なわけではなく、年中や年長で海外の現地校に通い出すと、スムーズに現地語が習得できるとよく聞きます。
こういう「学ぶタイミング」も大切なのだなと、実感しました。
娘の北京語は、大班(年長)になり発音記号(台湾で使用されているカタカナのような発音記号)を使い北京語を勉強するようになり、さらに上達したように感じます。「外国語は耳から学ぶだけでなく、書いて読むということも加えると飛躍的に伸び、忘れにくい」と聞いたことがありますが、本当にその通りですね。
英語もフォニックをきちんと押さえてもらっているおかげで、まだまだ間違えることも多いですが読めるようになり、簡単な文なども書けるようになってきました。しかし、ネイティブの先生に教えてもらっているものの、彼女の英語の発音は台湾人と同じ。不思議ですね。
娘にとって、第二ヶ国語は北京語、第三ヶ国語は英語と完全になってしまいました。
さて、2歳半で幼幼班という年小前のクラスに入った息子はというと、日本語は家でベッタリ一緒に遊んでいるお姉ちゃんから学び、北京語もいつの間にか話せるようになっており、英語も先生が大好きだからか、いつの間にか会話レベルでは姉を超えるのではないかというまでに。発音も、息子の方は綺麗なカナダ人(先生がカナダ人)英語の発音をしています。
と、書くと凄いですが、実際には日本語の文法がおかしくなってきていますし(「赤い車」を「赤いの車」というなど)、北京語の文字は少しづつ読めるようになっていたり、英語も簡単な単語なら読めスペルも言えるものの、母国語である「ひらがな・カタカナ」が読めないので、問題は山積みです。
第二ヶ国語の単語量が母国語の単語量を超えると、逆転してしまい、母国語がかなり酷くなってしまうとよく聞くので、とにかく日本の絵本を読み聞かせるようにしています。
娘も息子も絵本が大好きなのですが、得に息子は年齢的に絵本の主人公に感情投入しやすいようです。
息子は典型的な「年齢の近い強い性格の姉を持つ弟」タイプで、かなりの甘えん坊であかんタレでもあり、実は幼稚園に通いだした頃毎朝泣いて泣いて別れ際が大変でした。
私の姿が見えなくなると、コロッと泣き止み楽しそうに遊び出すそうなのですが、私は泣く息子の姿が頭に残り心が痛んだものです。
園に通いだして半年経った頃、息子が園から「The Kissing Hands」という絵本を借りてきました。
絵本の主人公はアライグマの男の子。
男の子は幼稚園に通うようになったけど、自分の家の方が落ち着けるし楽しいから行きたくない、お母さんと離れるのが辛いと悲しい気持ちになってしまいます。
それを察したお母さんアライグマは、男の子の手の平にキスをし、ぎゅっと握らせて「お母さんはいつでもいっしょよ」と言うのです。アライグマがそっと手を開くと、そこにはハートマークが沢山!
嬉しくなったアライグマは幼稚園で時々手を広げお母さんのハートがあるのを見て暖かい気持ちになり自信をつけていく・・・・・・というストーリーです。
最後の展開が、小さい子供を持つ親にとってたまらない素敵なものとなっていました。
その絵本を読んでからというもの、息子は毎朝別れ際に「手にチューして」をねだるようになり、泣かなくなりました。
実は、今やかなり社交的で台湾でコマーシャルにまで出てしまった娘も、プリに通いだした頃、離れ際に大泣きしていました。その泣き方といったら凄まじいものがあり、後ろ髪をギリギリ引っ張られているような感覚に陥ったものです。彼女も本当にいつの間にか泣かなくなり、今では振り返りもせずに「いってきます!」と駆け出して行きます。
まだ5月なので、別れ際に悲しい気持ちになって泣いている子は沢山いると思います。そんなお子さんを持つ方にこの「The Kissing Hands」はオススメです。
最後になりましたが、タイム誌2007年度「世界で最も影響力のある100人」に選ばれたTV界出身のスターそして関係者に関する記事を、オールアバウトの方で執筆したので、興味のある方は覗いて見てください。
【TIME誌「世界で最も影響力のある100人」I】
【TIME誌「世界で最も影響力のある100人」II】
|
コメントのプレビュー