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アンナ・ニコール・スミスが亡くなってからもうすぐ1週間になろうとしていますが、彼女の遺体はまだフロリダ州ブロワード郡監察医務局にあります。
監察医いわく、すでに腐敗は始まっているとのことで、早く遺族に戻さなければ葬儀前にお直しするのも難しくなるだろうとのこと。彼女の遺体をどうすのか、フロリダ州の裁判官やらロサンゼルスの裁判官やらを巻き込みもめにもめているのです。
現時点では、probate judgeが「遺体はきちんと保管されているのだから、そんな早く腐敗なんてしない」と言い「誰に遺体を引き渡すか判決を下すまで待つように」となったのです。最低でもアメリカ現地時間15日(日本16日)まではブロワード郡監察医務局に置かれることになりそうです。
さて、probate judgeですが、訳すと遺言検認判事になります。遺言などに関する検認・管理などを行うprobate court(検認裁判所)に務める判事で、州によってはSurrogates Courtと呼ばれますよね。
アメリカでは存命中に遺言を遺していた場合も、そうでない場合もこの検認裁判所に出向くことになります。
遺言書があった場合は、遺言執行人が遺言書などを検認裁判所に提出して遺言が有効なのかを判断してもらいます。遺言検認判事が有効との決断を下したら、その遺言にそって遺産を分けることになります。
もし遺言書がなかった場合は、検認裁判所が遺産を管理する相続代理人を指名し、それぞれの州の法定相続に沿って遺産分与が行われます。しかし、この手続き完了するまで、なんと数年かかることがざらで、その間は一切の遺産の使用が禁じられます。もし、故人名義の銀行口座しかなく、その口座で一切の家計を管理しており遺言なく亡くなった場合、どんなに生活がひっ迫しても手続きが完了するまで遺産には手がつけられなくなります。日本でも大体同じだと思いますが、手続き完了まで数年というのは凄いですよね。
日本では遺言書を作成するのは年老いてからというイメージがありますが、アメリカでは30代になると遺言書を作成する人が少なくありませんが、背景にはこういう事情があったからなのです。
さて、アンナ・ニコールですが、今後遺体を誰が引き取るか、どこで埋葬されるのかに焦点が絞られそうです。
バハマで挙式をし、5ヶ月になる彼女の赤ん坊の出生証明書に父親として名前が記されているハワード・スタンは、アンナ・ニコールの遺体をバハマで、昨年9月に急死した彼女の息子の横に埋葬したいと言っています。
アンナ・ニコールの母親は、故郷であるテキサスに埋めたいと発言。
先日書いた女優のザ・ザ・ガボールの夫で、プリンス・フレードリッヒ・アンハルト王子も、とうとうDNAテスト申請を裁判所に出しましたし、アンナ・ニコールの元ボディ・ガードも「実は長年彼女とは深い関係だった、自分が父親かも」なんて名乗りを上げています。
他にも、2番目の夫ハワード・マーシャルの精子を使用していたとか、赤ん坊誕生時に一時期噂になっていた「実は息子が父親」という説も復活したりと、もうタブロイドは書きたい放題。亡くなってしまっているのだから、少しは安らかに眠らせてあげることを考えられないのかなとうんざりしてしまいます。
さて、アンナ・ニコールが妊娠中にメタドンと呼ばれる鎮痛剤を服用していたのではという疑惑が出てきました。彼女の担当医がバハマに住む彼女に、彼女の実名で処方箋を出していたのです。メタドンは強い薬で、よく過剰摂取で亡くなるケースがありますよね。胃には薬などの錠剤はなかった、とのことですが、血液検査がどう出るのか、注目が集まっています。
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