|
体調崩しついでにエンタメとは離れた、医療に関する怖いお話を少し・・・・・・
アメリカのインフルエンザ予防接種費用は、クリニックによって値段が異なるわけですが、流行る!と言われる年には、shot(予防接種)の数が不足気味になるため、高額になります。
そんな大金(1shot50ドルとか)払えない~という人のため、また打ちそびれた人のため、大型スーパーマーケット内にある薬局近くで「格安shot」を提供してくれることがあるのです。
が!この手のスーパーマーケットshot(と仮に呼びます)で用意されるshotは、アジア人にとって量が少し多いらしく、酷い副作用に襲われて倒れてしまう人も少なくないのだとか。ニュージャージーに住んでいた時、日本人が帰りの車を運転中pass out(意識を失う)してしまい事故になった、というケースがあり、気をつけるようにとのお達しがありました。こわっ。
確かに、麻酔も体重から計算して適量を決めるにかかわらず、アジア人の場合、効き過ぎて副作用に襲われる人は多く、私も手術の時酷い副作用に襲われえらい目にあっています。
もう一つ、アメリカではなく、ここ台湾で聞いた怖いお話を。
先日お世話になったクリニックで先生に「台湾で気をつけた方がいい流行病はありますか?」と聞いたところ「腸病毒!」と即答されました。物凄く怖い響きなのですが、日本でいう「手足口病」と同じ系統の流行病です。日本でも手足口病は「医師の登園・登校許可書」が出るまで学校は休ませなければならない伝染力が強い病気ですが、合併症はほとんどなく、生死にかかわる大病ではないとされています。
が!ここ台湾の「腸病毒」は威力が強く、数年前大流行した際には乳児・幼児が「腸病毒」にかかりバタバタ死亡したのです。今でも、幼稚園・託児所で腸病毒にかっかった子が出ると園中消毒をしたり、休園してしまう園もあるほど恐れられています。
こんなに強い威力を持つ腸病毒が、なせこの台湾で流行したかというと・・・・・・原因は密輸された子豚でした。そう、口蹄疫がもとなのです。
中国から安いという理由で密輸されていた子豚が「口蹄疫」に感染しており、台湾中の豚小屋で病気があっという間に広がりました。全ての豚を殺さなければ、ということになったものの、いちいち毒殺や電気ショックなどしていたのでは、コストも時間もかかるという理由で、軍隊による大撲殺という方法がとられました。しかも、普段の軍服のままで彼らは台湾中の豚を撲殺したわけです。
おまけに、殺した豚は焼きもせずにそのまま土に埋めてしまいました。病原菌は土の中で生き続け、人間を攻撃するまでに成長し、まず抵抗力の弱い乳幼児を襲い、今では大人までをも攻撃する力をつけたのでした。これを腸病毒と呼ぶようになったのです。
乳幼児が高熱を出したら、まず「腸病毒」でないかを医師に判断してもらうのが、ここ台湾では常識なのだそうです。他の特徴としては、手足口病と同じく白い水泡が手、足、口の中(喉)に出ます。
小さいお子さんを連れて台湾を訪れる機会がある方は、ちょっと心にとめておいて下さい。ちなみに、予防接種はなく、予防法はひたす「うがい」「手荒い」です!
他にも、国や地域によって「独特の病気」とかありますよね。オーストラリアに住んでいた頃は、一種の花粉症である「Hayfever」にかかり、顔中ぐじゃぐじゃになりましたし、スリランカなど一部の東南アジア・サブコンチで高熱を出すと「デングじゃないでしょうねっ!!」とビクビクしたものです。
本当に気軽に海外に行けるようになりましたが、流行病だけはチェックして海外旅行保険などは加入していった方が良いですよ~(クレジットカードに海旅保険が付いている場合も多いので便利ですよね)
|