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昨夜BS2で放送された『ER 緊急救命室XI』は、第225話「傷ついた者(DAMAGED)」でした。
エピソードタイトルもそうですが、字幕、吹替え用の翻訳って結構苦労するのですよ~。字幕は限られたスペースの中で、ぱっと頭に入ってくる読みやすい言葉を使わなくてはいけませんし、吹替えもそう。よく、英語で聴くのと日本語字幕・吹替えで聞くのでは全く違う!と思われるでしょうが、翻訳というよりも「大まかな意訳」だからなのです。風習や習慣の違いから、省略されてしまったり、全く別の台詞になってしまうこともあります。
以前、吹替え作業現場(アテレコ/アフレコ)を取材させて頂き、声優さんたちにインタビューをさせて頂いたことがありました。
吹替え声優を選ぶときには、演じている役者と同じ顎の形の人を選ぶ傾向にある、と昔プロデューサーの方が言っていたことがありますが、声優さんたちは演じている役者とどことなく雰囲気が似ている方が多かったように思えました。顎の形を見るのは、声質を近いものにするためとのことでしたが。
吹替え作業は、役者の口に動きに合わせて声を当てていくものですが、本番では皆さんスラスラこなしていたので、慣れれば簡単なんだろうな~と思っていたら・・・・・・声優さんたちは、皆かなり練習をしてから本番に臨んでいると聞いてびっくり。多くのアニメの吹替えをこなす有名なプロの方でも、物語の展開を把握して主人公の心理を理解するために必ず練習をするのだそうです。ただたんに当てればよいというのではなく、役者の感情、画面の中の雰囲気にぴったりとあう声を出さなければならない、かなり苦労する作業なのです。
吹替え声優さんの多くは劇団所属・出身の方ですが、納得ですよね。
ただ、あまりにも声を酷使するので喉を痛めることはしょっちゅうなのだそうです。何気なく聞いている吹替えにも、多くの努力と苦労が隠れているのだと、取材をさせて頂き思いました。
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