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「娘さん、いつも指をしゃぶってるの?」
「そうなんです。なかなか直らなくて・・・」
「娘さん、おいくつ?」
「2さいになりました」
「まーたいへん!出っ歯になっちゃうわよ」
いつもの、おせっかいばーちゃんの説教にはまっていた。
15分はこの会話から抜けだせないだろう・・。
アメリカ人は赤ん坊が好きだ。
子どもを生むまでは知らない人に話しかけられることはあまりなかったが
赤ん坊を連れて歩くと必ず誰かに話しかけられる。
「かわいーわねー」なんてのならどおってこともないが
この手のばーちゃんはきりが無い。
きりが無いって、毎回違う人だからますますきりが無いのだ。
お説教が始まるたびに最初から聞かされるというわけ、
ついでにこういうお話には、彼女の子育て経験や孫の話まで
延々と続くのだ。
本来なら
「忙しいので・・」とかなんとか言って切り抜けるのだが
わたしは、ばあちゃんにめっぽう弱いのだ。
アメリカで子どもを生み、母のアドバイスを受けられなかったせいか
おせっかいばーちゃんのお話を神妙に聞いてしまう。
こういうばーちゃんは、そこらじゅうにいる。
わたしの友人なんかは、マーケットでぶどうを買おうとしたら
「あなた、赤ちゃんがいるのに種ありはだめよ」
「こっちの種無しにしなさい」と高めのぶどうを無理やり買わされたそうです。
でもね、このおせっかいばーちゃんたちが本当に心配してくれているのが分かるから
わたしはたいてい半分困りつつ拝聴するのだ。
こどもたちが大きくなってきたので最近はさっぱりおせっかいばーちゃんにつかまらないが
こんなばーちゃんを見かけるたびにアメリカも捨てたもんじゃ無いと思う。
そして、こんなおせっかいばーちゃんは何とも言えずかわゆいのだ。
たいていピンクぽいあっぱっぱードレスを着てニコニコと顔中のしわを
ぜーんぶ笑いじわにしてしまうのだ。
わたしも年をとったらおせっかいばーちゃんの仲間入りをするのだと
ひそかに自負している。
おせっかいばーちゃんに栄光あれ!
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ぶどうの種なんて、自分でとるし...(笑)
こちらメキシコは、近所、親戚陣のおせっかいは猛烈です。
しかも、言った事をこっちが実践するまでず~~~っと見てるし。
子供が40度の熱を出した時、
「熱を下げるには水風呂が一番!見ててあげるから用意してきなさい」
と言われた時は、どうしようかと思いましたよ...
(死ぬかと思った。今は、なんかそっちのやり方に慣れて熱出すたびに入れてますが。笑)
「頭をよくするには、チョコミルクを朝飲ませなさい」とか。
根拠が分かるまで実践は控えたいアドバイスが多くて悩みます。