|
「いいかい、Hiromi!どんなに相手がいい男でも
デートする時は足をしっかりと床につけておくんだよ」
学生の頃下宿していた家の
ホストファーザーは、私がデートに行こうとするとあごひげを引っ張りながらこんな事を言った。
いつも赤面して「OK、OK・・・。」と逃げるように家を出たものだ。
女の子の足が床につてさえいれば間違えは起きないという意味だ。
たいていの男の子はこの教授がホストファーザーだと分かったとたんに逃げ腰になる。
このホストファーザーが
心理学の教授でHuman Sexualty(人間の性)が専門だからたまったもんではないのだ。
でも、この言葉は女性の運命が変わる時に起こることを言い得ているように思う。
・
・
・
わたしは、妊娠が分かってから夫の帰宅を待つ間ジェットコースターの様に
気持ちが上がったり下がったりした。
もちろん、母親になる喜びもこみ上げてくる
でも、様々な不安も心に中で
「どうすんのよー!」と叫んでいた。
「ガチャガチャ!」玄関のドアが開く
「ただいま・・」
ニヒルに決めた(少なくとも本人はそう思っている)ブラックスーツの夫がサングラスをはずしながら立っていた。
「医者に行ったんだろう?」と彼
わたしは、彼をみつめて不安げにつぶやいた。
「うん。わたしたちの赤ちゃんが一月には生まれるって・・」
「やったぞー!」
彼の手が私を抱きしめた。
それだけでは足らず 彼は私を抱き上げグルグルと回っていた。
わたしの足は床から離れまくり、彼の満面の笑顔が母親になる不安を吹き飛ばしていた・・・。

ただ今地球の裏側ミシガンは午後4時半です。
子どもたちが学校から帰り おやつをねだっています。
あなたの住む日本は朝5時半
早起きの人はもう起きだす頃
「おはようございます」
きょうも一日頑張ってくださいね。 |
|
|