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やがて、テロの首謀者を捕まえられずにアフガン戦争は終わり
その次は、アメリカはイラクと戦争をしました。
その結果がどうなりつつあるかは、昨今のニュースで伝えられるので皆さんご存知の事と思います。
あのテロの後、怒りに我を忘れたアメリカ国民も最近は何のために戦争をしたのか分からなくなってしまいました。
なんだか腑に落ちない気持ちが心に残っているのに見ないふりをしているように感じるのは私だけでしょうか?
アフガン戦争や、イラク戦争に行った兵士の方々がアメリカに帰ってきて
様々なことを語るようになって来ました。
戦争で息子さんを失った母親たちが
「息子を返して!」
と訴える姿がニュースで流されたりもするようになりました・・・。
そんな、暗い戦争の傷あとのニュースが流れる日々の中
わたしは、一人のイラク戦争に兵士として行った男性に出会いました。
彼、Terryはイラクの地で戦いに参加しながら明日を見つめていたのです。
「兵士としての経験を子どもたちの未来のために生かしたい」
アメリカに帰って来た彼は、自分の財産を使って一冊の絵本を出版しました。
挿絵もお友達や娘さんが書いています。
「本当はカラーにしたかったんだけど、予算が足らなくてね・・。」
彼の人なつっこい笑顔が印象的です。

本を作った時の原版を見せてくれながら
「この絵本を読んだ子供たちが、楽しいだけじゃなくって人生の勉強になるように書いたんだ」
「この絵本に出てくる兵士は、ぼくなんだ・・」
「シリーズにするつもりなんだよ」
奥さんによると、いつもは寡黙だという彼はとても楽しそうに語り続けていた・・・。
彼は、この本を持ってボーイスカウトや学校を巡る。

娘は一目で彼の本のファンになった。
この日記を書いている最中も写真を見て
「え、次の本がでるの?」なんて聞く。
「違うのよ、2冊目が出るように紹介してるのよ」
「な~んだ。続きがよみたいよ~」
ドロドロと渦巻く時代の流れに押しつぶされそうになりながらも
人はそれでも明日を作る作業をやめられない。
子どもたちの未来に少しでも多くの光が差し込む事を願って!
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