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北京オリンピックが迫ってきていますが、日本選手の中で、メダルの期待が高いのが競泳陣ですね。ところが、今年スピード社の水着を着用した選手が世界記録を連発。日本代表が、試しにスピード社の水着を着用したところ、100mで0.5秒ほどもの差が出たと言うことで、その差は歴然。100分の1秒を争う競技で、このハンデは大きすぎます。
それなら、日本代表もスピード社の水着を着ればよいわけですが、日本水連は国内のミズノ、アシックス、デサントの3社との契約上、他の水着は着られないことになっています。日本水連は国内メーカーに、改良を要望してきましたが、改良は遅々として進まず。それはそうでしょう。ハイテク水着が、そんなに短期間に開発できるわけがありません。
ここにきて、国内メーカーとの契約を破棄しても、スピード社の水着を着るべきとの意見も高まってきました。しかし、日本水連は国内メーカーに、5月末までにスピード社に負けない水着を開発するよう再要望しました。今までできなかったのに、なぜ? それは、理由があったのです。
先月、私も幹事を行っているSouth Bay Management Seminar の講師が、山本化学工業の山本社長でした。

トライアスロンの競技ウェアでは、圧倒的なシェアを誇るメーカーです。関西弁で、色んな話をされて、とても面白い講義でした。その中の話題の一つが、競泳用水着の素材、バイオラバースイムでした。
トライアスロンで培った技術を活かし、圧倒的な低抵抗性を実現しているそうです。記憶を元なので、数字はやや不正確かもしれませんが、スピード社の水着の抵抗が、従来の半分、バイオラバースイムは十分の一というイメージです。実際のタイム測定でも、スピード社よりもはるかに速いタイムを出しているそうです。
山本社長によると、オリンピック前にあまりに旋風を巻き起こしてしまうと、使用禁止となる恐れが高いため、あまり目立たないようにしていたそうです。その結果、スピード社は大旋風を巻き起こし、大きな議論を呼んだものの、結果的に使用が認められました。バイオラバースイムも国際水連の認可を受け、いくつかの国のオリンピックでの使用が決まっているそうです。ただし、有力国はほとんどスピード社。山本社長は、日本メーカーに使ってもらおうと働きかけたそうですが、丁重に断られたと残念そうでした。
しかし、事態は山本社長の思惑通りに進んできているようです。
スピード社に負けない!日本競泳界に救世主
北京オリンピックで有力国はのきなみスピード社。対する日本代表はバイオラバースイムでメダルラッシュ、そんな光景が見られるかもしれません。日本メーカーの底力をぜひとも見せつけて欲しいですね。
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コンピューターもスイムウエアーも薄くなって行く昨今ですね。全くの余談ですが、私は鮫肌繊維のスピード社のスイムウエアーを日本のジムで使用していました。身体にすごくフイットするので脱着時は結構大変でしたが、泳ぎが軽く速くなったように感じます。LAにも持参しジムで愛用していたのですが、こちらのプールの消毒液が強くすぐに繊維が薄くなり着用不可能になってしまいました。愛用のスイムウエアーを思い出しました。