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話は前後しますが、私がビザ手続きで焦っていた'99年5月頃、トヨタテクニカルセンター・ロサンゼルスでは青天の霹靂とでも言うべき発表がありました。
米国の拠点としては、ミシガン、アリゾナ、ロサンゼルスと3箇所あったのですが、このうちロサンゼルスオフィスを閉鎖し、ミシガンとアリゾナに吸収してしまうと言うのです。発表時から2年かけて順次移動していくと言うことでした。吸収合併の狙いは、拠点数を減らして、より効率的な開発を行おうというわけです。以前のエントリーでも書いたとおり、広いアメリカの拠点間の出張は大変でしたので、狙いはよくわかります。
こう言うとき日本だと「転勤と引っ越しが大変だ〜。」ってことになるんでしょうが、米国人スタッフの反応はかなり違いました。会社側も社員の心配は予想していて引っ越しの便宜を図るなどの用意をしていましたが、その程度では全く収まりません。「なんでそんな地の果てに〜〜」、という感じですね。
私がトヨタを去った後も、何度か当時の米国人同僚に会うことがありましたが、100名ほどの米国人スタッフはほぼ全員が辞めてしまい、移転する人はいなかったそうです。結局2年ほどの移行期間の間に、順次辞めていったそうで、結果的には職探しの期間となったわけです。
中途退職、中途採用が当たり前のアメリカの状況はそれまでも目の当たりにしていましたが、これにはちょっと驚きましたね。
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