|
さて、話は99年5月頃に戻ります。
資本金10万ドルの捻出に苦労していたときに、追い打ちをかけるように住宅ローンの全額返済要求。ギリギリ資本金の目処は立ったものの、もうこれ以上は無理。こうなると頼れるところは、一つしかありません。お恥ずかしい話ですが、実家に相談するしかありませんでした。
実は独立に関しては、両親には一切相談していませんでした。大反対されるのが、目に見えているからです。だから、辞めた後に事後報告のつもりでした。私の両親は、「寄らば大樹の陰」が座右の銘というような、典型的な安定志向でした。ちなみに父は既に退職していましたが公務員。私がトヨタに入社したのをとても喜び、誇りに思っていたと思います。
電話で両親に相談すると、母は半狂乱。「いますぐ、会社に土下座して退職を取り消してもらいなさい。」と叫びました。父は本当に超安定志向な人だったので、大反対を覚悟していましたが、意外にもすぐに「いくら必要なんだ?」と言ってくれました。私の決意が固いと見て、やるだけやってみろと言ってくれました。
こうして、必要な返済費用は実家から借りることができました。この借金は今も毎月返済中です。
これで金策はできました。E-2ビザの申請も終わり、面接も思惑通り6月末にできることになりました。ギリギリセーフです。
これで、後は面接を待つだけ。そして6月になったある日、思いがけない通知が届きました。
今日のひと言
I always count on you. いつも頼りにしているよ。
|