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拍子抜けするほど簡単に会社ができあがったわけですが、本番はここから。ビザが取れなければ何にもならないですからね。妻の学歴、職歴などを証明する書類を集めます。職歴と言っても日本のことで、ずいぶん前のことです。何とか昔の上司と連絡が取れて、書類を発行してもらうことができました。
それから、もちろん必要なのがビジネスプラン。個人売買が結構好調なので、専業でやればこの2倍くらいは行けるだろう。これで夫婦二人食べる分には困らない収入になるな、後は徐々に売り上げを増やして行けると良いな。
これが私の頭の中でのビジネスプラン。
もちろん、こんな物では落第です。弁護士から、模範例の書類をもらったので、これに沿って作成しました。それでも、立派なものはできないので後は弁護士が上手く仕上げてくれます。
そして必要なのがビジネスの実績。ただのダミー会社ではなく、ちゃんと実体のある会社であることを証明しなければなりません。この辺は何だか矛盾しているんですけどね。会社の業務を始めるためにはビザが必要。ビザなく働いては違法。でも実績がないと、認めてもらえない。ここで個人売買の実績が役に立ちました。
その他にも色々とすったもんだはありましたが、何とか必要な手続きと書類は完成。H1-Bビザ申請が完了したのは、99年の3月だったと思います。さて、問題は晴れてビザが下りるのはいつのことか? 弁護士によると、予想としては、年末くらい。申請後、3ヶ月程度で下りると言っていたのに話が違う?
H1-Bビザは年間の発給数があらかじめ決まっています。その年度の発給数に達してしまったら、翌年度回しになります。翌年度は、10月1日から。この年はドットコムバブルの走りの頃で、申請者が大幅に増え既に3月にして発給数に達したのではないかと予想されていました。そうなると、受付は10月となってしまい、年末辺りの交付になりそうというわけです。
この頃は一刻も早く独立したいという気持ちになっていたので、ちょっと残念でしたが、ちょうど良い準備期間と考えて納得しました。
これで半年以上は待つだけです。ここまで、駐在員として仕事をしながら、個人売買の運営、さらにビザ取得のために活動していたので、多忙を極めました。ここでホッと一息です。一息つくと、色んな考えが頭の中から湧いてきました。
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