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本題に戻って、ロス赴任後のお仕事の話。実在の人物のお話なので、これまで日本人の関係者はアルファベットで表記していました。これから米国人の登場人物もこの調子でやると、わけがわからなくなりそうなので、今後は仮名でお話しを進めていきます。
赴任後、私はVEAという車両評価部署のマネージャーとなります。役職でManagerというと課長と訳すことが多いようですが、イメージ的には課長と係長の中間くらいでしょうか。私のグループは、エンジニアのベン、アシスタントのデビッド、セクレタリのシンディおばあちゃん、日本人テクニシャンのMさんという布陣です。私の上司は、最初はFさんでしたが、すぐに帰任して米人ジェネラルマネージャーのチャーリーとチャーリーのコーディネーターのDさんです。チャーリーとDさんは、アリゾナに常駐なので、ロスでは私の天下。ロスでの上司は、ちょっと苦手なK副社長になります。
日本では係長級でしたが、部下はいませんでした。従って初めて部下を持ったことになります。技術的な仕事の本質は日本にいた頃とあまり変わりませんが、大きく変わることがあります。一つは部下を持ったことで、部下のマネージメントが必要になること。マネジメント経験の無い人間が、いきなり米人のマネジメントをやるわけですから大変です。
もう一つは、出張者対応。海外出張者が入れ替わり立ち替わりやってきます。技術的な試験をやるためにやってくるので、試験自体のサポートについては大変ですが勝手は良くわかっています。それ以上に大変なのが、出張者のアテンド。英語ができない人も多いので、何から何まで面倒を見てあげないといけないのですね。休日も返上になるわで、大変です。中には、英語も海外経験もバッチリと言う方もおられます。しかし、この方達にもフルアテンドしないといけないんですね。海外出張中に、何かあったらまずいというわけです。この風潮はどうにも馴染めず、必要な人にはしっかりアテンド、自分で行動できる人はご自由にとしたかったのですが、組織で長年やっている事はなかなか変えられなかったですね。
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