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昨日は、NBAレイカーズの本拠地で有名なステープルセンターで、アイスショー「Champions on Ice」を観に行きました。Champion on Ice の名に恥じない、豪華なメンバーが勢揃いでした。今年のトリノオリンピックの女子シングルのメダリストは全員出場。他にも、オリンピックメダリストや世界選手権で活躍するメンバーでいっぱいでした。金メダルを取った荒川静香さんに注目したのはもちろんですが、実はお目当ては別の選手。この方です。

フィギャスケート通の方はご存知でしょうが、井上怜奈、ジョン・ボルドウィンのペアです。この二人はトリノオリンピックは、米国代表で出場しています。トリノでの成績は、見事7位入賞。それ以上にすごいのが、スロートリプルアクセルの大技を、オリンピック史上初めて決めたことです。完璧な着地でした。
オリンピックに出場する方は、例外なく人並み外れた努力をしているわけですが、怜奈さんは本当にすごいです。
92年のアルベールビルではペア、94年のリレハンメルオリンピックではシングル日本代表で出場。98年の長野オリンピックの前に、お父さんを肺ガンで亡くされています。これが響いて、全日本選手権では力を発揮できず、出場できませんでした。
その後、アメリカに活動の拠点を移しますが、肺ガンを患ってしまいます。手術を勧められますが、スポーツ選手として肺の手術は致命的。キモセラピー(抗ガン剤)による治療の道を選びます。しかも、仕事もスケートの練習も続けながら。そして肺ガンを克服するのですが、その後も練習中の事故で頭部の大怪我や、卵巣破裂など辛い闘病生活を送ります。
そして、よき理解者であるジョン・ボルドウィンをパートナーに迎え、2004年の全米選手権で優勝。2005年9月には、米国市民権を取得し米国代表としてオリンピックに出る前提を確保します。オリンピックの選考会となる2005年の全米選手権では、ショートプログラムで4位と出遅れますが、フリーでスロートリプルアクセルを決め大逆転。3度目のオリンピック出場を決めたのでした。
その素晴らしい演技以上に、決して諦めないその姿に完動しました。特に、米国に住む日本人としては、大きな勇気をもらいました。
実は、これだけ怜奈さんに入れ込んでいるのも、あるイベントがきっかけで個人的にお話しをさせていただいているからです。今のところ電話とメールで連絡を取らせていただいているだけですが、今後お会いすることになりそうです。今からとても楽しみです。お会いできたら、またここでご紹介したいと思います。
日本にいる時は、仕事上のつきあい以外、あまり他の分野の人と知り合えることはなかった気がします。ロスでは、色んな分野で活躍する日本人がたくさんいます。お互い日本にいたら雲の上の人でまるで接点がなかったはずなのに、日本人繋がりで知り合うチャンスが大いにあるわけです。異分野のトップクラスで活躍する方と知り合えるチャンスが多いのも、ロスならではの魅力だと思います。
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