英会話独学術:フォニックス〜英語は発音より読み方を正しく! 英会話独学術:フォニックス〜英語は発音より読み方を正しく!
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blog title badとbatの聞き取りは 8〜9割型は文脈類推でしょうか? November 23, 2014

もくじはこちら

badとbatの聞き取りは 8〜9割型は文脈類推でしょうか?


Q: badとbatで、これらを音読みAの長短で区別する場合でも、8〜9割型は文脈類推で、長い音読みAと短い音読みAの違いはほんのお飾り程度の差』の中の『badとbatを音読みAの長短で区別する場合でも、8~9割型は文脈類推』という箇所のお答えが無いように感じまして、この部分の説明です。


『badとbatのd,tを無解放にし、前のăをdのときは長く、tは短く』という方法だと音声学的にはともかく、「音韻論」的には同音異義語になっちゃいますよね?


つまり、あの2語を無解放でいう場合、ネイテヴは大部分は文脈類推で判断していて、我々がbadやbatを無解放で言う時も、前の母音の長さなど気にしなくていいということですよね?要は、「単独で」badやbatをいう時、例の部分を無解放にしちゃうと、「悪いの?蝙蝠なの?それとも悪い蝙蝠なの(笑)?」と聞かれちゃうと思ってるんですけど、そのような考えで大丈夫ですか?


(余談ですが、「異音的な違い」という言葉をお教えくださる前はこういう音差を「お化けみたいな差」と呼んでました。笑)


A:batとbadは音声的にも音韻的にも違うので、決して文脈類推ではなく、音で区別する、という認識で良いと思います。


文脈類推は、toとtwoとtooのように音だけでは区別できない時だけです。


話者はあくまでtとdだけでbatとbadを区別してるつもりですが、勝手にaの長さが変わってしまうので、話者は気付いていません。しかし、自然な発音としては、やはり聞いた印象では明らかにbadの方が長いです。だから、長くした方が自然で聞き易いでしょう。


例えば日本語の「今夜」の「ん」を[m]と発音しても(唇を閉じても)間違いではありませんが、こう発音するのは、歌の時のようによほど1音1音ハッキリ発音する時だけで、自然な会話の自然な発音としては、やはり唇を閉じない方が良いのと同じででしょう。




実をいうと、発音のテストとかではなく、実際の会話で、相手に伝えるために、batとbadを単独で発音するなら、tとdをハッキリ解放させた方がいいです。言語学を知らないネイティブは、聞き手はやはりtとdの差を一番重視しますから。




一方、発音のテストか何かだと、試験官には「日本人は余計な母音をつける癖がある」という先入観があるかもしれないので、ハッキリtとdを解放させると、「あ、やっぱ日本人だから母音を入れてる!」と思われてしまうかもしれませんし、「主に前の母音の長さで区別する」という教科書通りの方法の方が、試験官受けが良いかもしれないです(笑)


おまけですが、北米の英語では、母音間のtがdになります。waterがwader、betterがbedderのように。




だから例えば、latter(後者)とladder(はしご)が同音異義語になります。おそらくたいていは前の母音の長さも含めて。


This bat isのように、batのtの後に母音が来たら、このtはdと発音します。勝手にdになるのではなく、話者は意図的にdにするのです。


こうなると、badとbatは同音異義語になるので、8−9割どころか、10割文脈類推になります。
(badは形容詞なので、*This bad isでは文法的におかしいですからね。)


もっとも、ここでもしも、聞き手が「は?」みたいな顔をしたら、batと、ハッキリtを発音して言い直すでしょう。(笑)

投稿者: 野北 明嗣 日時: 8:40 AM |
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コメント

まず、ご質問の時期がやや開いてしまい、申し訳ないです。それとこめんとが非常に長くなってしまいました。申し訳ありません!ar(r)+母音や「音節」末のnに関するお話の前にお聞きしたいことなどがあります。初めに、清音と濁音の前のあ行(以前R行という言葉を使われていたと思って、それと日本では解説なしに「母音」という語を覚えさせられたはずなので。)について色々お書きくださり有難うございました。

次に、ar母音や特定のnのお話の前にお話したいことは、或るお詫びと・とある用語が言語学にあるかのご質問・November 2, 2014に書かれたお答えとNovember 23, 2014の記事への質問です。1つ目について、「音韻論」という言葉の定義を勘違いしていました。非常に申し訳なかったです。「単語が変わる違いは何かな?」というのを研究する分野だと思っていました。

3つ目に関して、bătとbădやbētとbēdのtやdを無解放にしないで言うときは、tとdが音韻的な違いになると考えています。一方でtやdを無解放でいう場合は、bătとbăd・bētとbēdのどの要素が音韻的な差になるんでしょうか。それとも、「音韻的な違い」なるものは無いけれど、音韻的に違う単語(つまり話者はあくまで違う単語を言っているつもりになってるということ)なのでしょうか?(恐縮ですが、まだ記事に関するご質問は有ります。)

2つ目に関して、音韻論とは別に「音素論」という用語(というか分野?)が有るかどうかご存知ですか?ところで、英語だけでなく、日本語でも同じように清音の前のあ行より濁音の前のそれの方が若干長いということ、お教えくださってありがとうございます。実に興味深かったです。

英語のあ行の長さについて、強勢があると長くなる特徴は、教科書に何故かほぼ書いてあって、だいぶ確信していました。(「時に、8倍もの長さにも・・・」というのには驚きましたけど・・・・・)また、母音によって長さが多少違うことも少しだけ予想してました。ただ、清音か濁音かも英語のあ行の長さに関わるというのは予想すらしてなく、その時までそういう発想も有りませんでした。しかもその記述を拝見した後も、それは英語に長さの変化仕組みが無いということによる副作用だと思ってました。ですから、日本語も同じで濁音の前だとあ行は少し長くという文を目の当たりにしたときは心臓が飛び出そうになりました。: O

そこで再び3つ目に関して、後ろの子音が清音でも濁音でも母音の長さは変わらないという特徴を持つ言葉はエストニア語ぐらいなのでしょうか? 長くなってしまいましたが、今回のこめんとでお聞きしたいと申し上げていたことなどに戻ります。又すみませんが、当初の2つに加えて、米国英語と「かなだ」英語の中の地域差もいくつか伺います。

ところで、語末の破裂音が聞こえなくなる理由の記事の、最後のそちらのこめんとに、「ar+母音の・・・・・語末のnの発音」と書かれてあったと思います。それについて2点、初めに、(心なしか余談っぽくなりますけど)お分かりだとは思いますけど、rと+の間に一応(r)を入れました; )。そして閑話休題、2点目は語末ではなく、音節末でございます!こちらはお変えになると結構まずいと思うのですよ。

さて、ar(r)+母音のお話に戻ります。そちらは別の「さいと」で、ar(r)+母音のaはĕ(で大丈夫)だと仰っていたと思います。(大丈夫という部分は2年ほど前までだったと思いますが。)申し訳ないですが、この考え方は2つの理由でほとんど間違っていると思います。

1つ目の理由は、私は以前「英連合王国」に留学して、そこで実際に或る2つの体験をしたためです。まず、そこでapparentlyという単語の発音練習をしたんですが、私はŭpĔrŭntlē(大文字の所が強勢です)と申し上げました。しかし何度言ってもそこの教師の方は違うと言われたんです。具体的には、何度申しても当該単語をお繰り返しになりましたが、「ŭpĔrŭntlēじゃない」と仰るまで私は気づきませんでした。(その方がŭpĂrŭntlēと読まれていたことに。)そして私が「英語人がそう言われてました」と言ったら、そこの教師の方は「君は方言(訛り?)を気にしすぎ」と言われました。次に宿泊先の方と光陰矢のごとしというお話をしていたとき、ĕrōという単語を申し上げたら聞き返されたんです。

2つ目の理由は、その振り仮名(的な綴り?)が-er-でも-air-でもないar(r)+母音のaを、ăと読むことは「ふぉにっ楠」的にはいたって自然だと思うからです(arr+母音という綴りの時は特に)。(但し、ただのrと同じように読む「振り仮名」はURのみと捉えております。つまり2行前の-er-は、buryのハイフン式の振り仮名、ber-eeの1音節目のrhymeと同じです。)つまり、aの基本的な読み方はăかāであるはずなので、そのどちらかで読むのが自然な規則だと考えているということです。まとめると、「その振り仮名が-er-でも-air-でもないar(r)+母音のa」の読み方への、私が持っている意見は、ĕで大丈夫なのかそれともăと読まないといけないのかを、調べてその地域の規則に合わせるということです。(面倒だと感じるならăで統一する必要があると思います)

実はさっきの2つの体験から、若干ですが、auを「他のどの音とも異なる1つの音」とは考えなくて良い、というお考えに対しても疑念とかが有ったりします。ただauはScottish(やBrittish Irish・Public Irish) Englishでも、「他の音とは違う1つの音」とは考えていないらしいので、「某綴り字と同じ読み方をします」というお考えも全然悪くはないと思いますけどね。(でも、Englandの方にはauを他のある音と同じに読むのは北米語だと言われましたけど。笑)

ちなみに、それでもauを他の音と異なる1つの音と考えなくて良い、というお考えに疑念というのは音質の違いに関する理由もあります。具体的には、「いん具蘭ど」やウェイオズのauはŏ(ォアー)や(ぶりてん諸島英語の)ōとはだいぶ音質が違って聞こえ、区別しやすそうだからです。例えばauはほぼ「王」(おー)に聞こえるみたいで、ŏとはだいぶ違うでしょう。また、(ぶりてん諸島英語の)ōは「追う」というよりも「アウ」(ォアウ?)に聞こえるとお聴きしました。(余談ですが、ouは当然「えあおう」又は「(え)あお」ですね。)

閑話休題、但し「auとŏの2つは、同じ読み方」とお考えになるのは間違っているような気がしてならないです。何故なら2段落前にお書きした3つの地域の中には、むしろō = auと考える地域もあると文献で拝見したからです。また南部の米国では、少なくともcaughtをcōtと読むのだそうです。{ youtubeのAccent Tag: NORTH vs. SOUTHでそれがお分かりになるかと。(2人の女の方が出てて、そのちょうど真ん中辺で出てきます。)}つまり、auとŏか、auとōのどちらかは区別しなくて良い(どちらを区別しないかは地域によって変える)というお考えなら問題ないような気がします。(当然地域ごとに変えていく意思が無いのならあの3つは全て区別すべきということになるでしょう)

ar(r)+母音の話から反れてかなり長くなって申し訳なかったです。ではここから、音節末のnに関する質問に移ります。もちろんsunやtenやfifteenを「サ(ッ)ン」「テーン」「フィエfティーン」などと読んではいけないということはよく分かりますが、しかしサヌ・テーヌ・フィエfティーヌで良いのは何でかが今ひとつ解りかねるのですよ。

どういうことかと申しますと、「ウ」はややŏŏに聞こえやすく、しばしばōōに聞こえる音だと思いますが、まず、ŏŏは確か単語の終わりには来ないんですよね?次に、ōōは語末に来られるけど来たらそこに強勢という仕組みだと考えていまして、nの代用として用いてる所に強勢が付いてしまうとなるとやばいと思うんですよ。(汚い表現で申し訳ないです)そして、英語人が子音の後ろに母音をつけるときはŭを付けるんでしたよね?

つまり、sunやtenやfifteenは『サッ「ナ」』・『テー「ナ」』・『フィエfティー「ナ」』と書かれるべきだと思っているのです。加えると、tenthやdancingは「テーナth(THではない)」「デアナセng(ンガ?)」という読み方がふさわしいと思います(これらは語末ではないですね)。確かに、実際にヌの方で代用して通じたから、2段落前の読み方で問題ないと仰ってるんだと思うんですけれど、ただしかし、少なくとも合理性に欠くと思います。(読み方は合理的であれば良いというわけでは無いでしょうけどね。)

最後に米国英語と「かなだ」英語の中の地域差についてお聞きします。まず、一般米語と容認発音の主な差は①rが音節末に来るか ②ŏとawの区別 ③ūをいつōōと読むか ④ar母音のa ⑤as(t)・ask・af(t)・ath・anss(又はance)などのaの読み方(はăかŏか) が有りました。そこでご質問が2つ有ります。

1点目、かなだ英語では②は全域で区別しない(つまり全域でŏ=aw)と仰っていたと思います(かなだフランス語の地域もそうでしょうね)。そこで、newや地下鉄を意味するtube、またcarryやnarrowも米国英語と違って、「かなだ」の英語では全域でヌー・トゥーb・ケーウィー(ケーrイーの方が精度が高いですが)・ネーウォウ(ネーrオウ)ですよね(つまり③④も「かなだ」では全域同じですね)?

2点目は今度は亜米利加合衆国の地域差を伺いたいです。(かなだ英語とは異なって?)米国英語では2段落前の①~④(や⑤?)は全域で同じ規則、というわけでは無かったと思います。例えば、亜米利加ではŏとawを区別する方言も2割ほどは有ると7年ちょっと前の記事に書かれてましたよね(その記事は北米の方言のお話でしたが、加奈陀は無視しました)?また、ちょうど3年前のもっと新しい記事には、3分の2超の地域では(ŏとawを)区別しないと書いてあったと思います。(新しい記事なのに区別しない方言がなぜか減っていますけど。: ) 「8割位で区別なし→3分の2超で区別なし」と。)

そこで申し訳ありませんが、①~④(rが音節末に・・・、ŏ=awか、ūはいつōōに、ar母音のa)でどれが一番(米国の)多くの地域に当てはまるかをお教えいただきたいと思いました。(というより当てはまり度の順位をお調べ願いたいんです。)また、私の予想では当てはまり度の順位は ar母音のaはĕ



Kentaさん、

コメントありがとうございます!

いやいや、僕はこういう話なら一晩中語れるのですが(笑)、取り急ぎご返事させていただきます。

中央大学の牧野先生という方が、非常に面白いことを書いています。AR+母音の話や、AUの話も、これでかなりKentaさんの中で解決する部分はあるのではないかと思います。是非読んでみて下さい。パワーポイントなので、すぐ読めます。

「教えられている発音と要求される発音のギャップについて ~『北米英語地図』を参考に~」です。

[リンク]


方言差というのは、どこの言語でもあるでしょう。

身近な日本語の例を挙げると、

●「し」と「す」を区別しない方言 例えば「徳島」を「とくすま」のように発音

●「ひ」と「し」を区別しない方言

●「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」を区別する方言

●「かじ」と「くゎじ」の区別のように、小さい「ゎ」がある方言

等等。

このように方言差がかなりあり、あらゆる方言を教えることは先生にも生徒にも負担が大きすぎるので、一つの方言にしぼるのが得策でしょう。日本語なら東京の言葉、というように。「あらゆる方言対応」というのは、不可能だし、非常に非現実的と考えていいでしょう。

同じように、英語も、僕は「一般米語」に絞っているのです。日本の英語教育がアメリカ英語でいくという方針であることと、映画等アメリカ英語のものが多いので、一般米語を聞く機会が一番多いだろうという点です。

そうすると、「じゃあ他の地域の英語をやりたい人はどうするんだ」という話がよく出て来るのですがw、それについては自分の経験を元に僕なりの意見があります。でも長くなるのでそれはまた別な機会に。

僕はあくまで便宜上一般米語にしているだけなので、Kentaさんがイギリス英語を習得されたいというのなら、是非イギリス英語式に発音して下さい!AR+母音がショートEになるのはあくまで一般米語なので、Kentaさんのレベルならもちろん無視して結構です。是非イギリスのルールに従って下さい。

ちなみにイギリスでは、cotとcaughtは違うけど、caughtとcourtが同じはずです。



大変申し訳ありません!こめんとが途中で欠けてしまいました。(「ぷれびゅー」で欠けていないか確認してお送りしたのですが・・・) 又、欠落してしまっているこめんとに速やかにお返事頂き本当に有難うございます。
僭越ですが、残りの部分を乗せておきます。

「そこで申し訳ありませんが、①~④(rが音節末に・・・、ŏ=awか、ūはいつōōに、ar母音のa)でどれが一番(米国の)多くの地域に当てはまるかをお教えいただきたいと思いました。(というより当てはまり度の順位をお調べ願いたいんです。)また、私の予想では当てはまり度の順位は ar母音のaはĕ



再度お送りしたのに、また欠けてしまって大変申し訳ありません。「ぷれびゅー」で十分確認してお送りしたのですが私も当惑してしまって・・・。ただ、欠けている部分は私の予想順位が書いてあるのみで、特になくても文章に差し障りはありません。又、欠けた部分は不等号から始まってます。ご迷惑をお掛けしました。

前回、パワーポイントの資料を「りんく」でご添付いただいて有難うございます。 (私はよく『「ぱ」わあぽ因と』と平仮名や漢字を用い、日本語だと実感できるように工夫しています。)拝見しまして、誠に興味を持ちました。ただ、そちらのお返事の中でお聞きしたいことが有ります。具体的には、「等々。」の後の段落(失礼ですが、この段落を第3段落と呼びます。)と第4段落・加えて「身近な日本語の例」についてもお聞きします。また先日お送りしたご質問などに関するご質問もあります。

まず、身近な日本語の例の2つ目について、「ひゃ行としゃ行」を区別しない方言は確かに存じていますが、一方で「ひ」と「し」だけを区別しない方言は初耳なのです。恐縮ですが、どのあたりの地方で区別しないのかをお教えいただければと思います。次に、1点目ですがその前に、その段落からそちらは次のようにお考えである、ということを前提にさせて頂きます。(誠に申し訳ありません。)「日本語を学ぶときは、東京方言に絞って学び触れ合うべきだ」と。

そこで、なるほど私も、「あらゆる」方言に対応するのは、非常に非現実的でかつ無意味だと思います。しかし、一つの方言に絞ることが得策というのは疑問です。何故なら、「東京の言葉」と言っても、それこそ「ひゃ行としゃ行」を区別しないか、もしくはスペイン語(や伊語)のRRのような音を使う(かその両方がある)方言も有ったかと思います。また、八王子周辺の方言も東京方言ですよね(又、小笠原諸島の方言も、一応東京方言の内でしょう)。

このように東京方言に絞って学ぶ時も、1つの方言には絞れないと思います。もちろん、話すときはこれらの1つに絞って話すよう教えるべきだと思います。一方、聞き取りの練習をする時は、それらの方言もある程度聞かせないと東京方言を教えることにはならないのではと思います。

(ほぼ)最後に、第4段落について、日本の教育が米国英語でいくという方針で、映画等米英語のものが多いとお書きになっていたと思います。確かに、これらが「北米語」に絞られている理由である、というのは分かります。(カナダフランス語でもアメリカスペイン語でも無く、又、エスキモー語などのアラスカ語でも無いという意味も含んでます。)閑話休題、しかし、どうして「一般」米語(つまり中西部の亜米利加語ですよね)に絞られているのかがお解かりしかねるんです。

どういうことかと申しますと、まず米国の映画で、中西部を舞台にしたものはかなり少ないような感じがしました。(おそらく東海岸が最も多く、西海岸もやや多く、西部劇だと南西部が多いという印象です。)(また「どらま」なども中西部はあまりないよう気がします) 次に、私は米国に留学することもだいぶ考えましたが、2つの理由で見送りました。その1つが、何故か一般米語の地域であろう中西部に、語学学校が1つも無かったことなのです!(私が利用した留学会社ではの話かもしれませんが)(知り合いと話してた時に「そこへの直行便は無いんじゃないか」と言われて若干納得しましたが)

このように、留学したところでなかなか触れ合えないであろう一般米語に絞るというお考えは、2段落前の2点からではやや解りかねます。ですから、他の北米語でなく一般米語に絞る理由が他にお有りでしたら、ぜひお書きください。喜んでお読みします。最後にもう1つ、12/4にされたお返事を拝見して非常に伺いたくなったんですが、載せておきましたyou tubeのAccent Tag: NORTH vs. SOUTHはもうご覧いただいたでしょうか。

そちらのお返事の最後の4行についてもお話したいと思っていますが、次回にさせて頂きます。(お話の内容は質問と提案です。)



Kentaさん

いつも情熱的なコメントをありがとうございます!このように発音指導のことを真剣に考えている方々からのコメントを読むと、いつも嬉しく思います。

さて、以前のテーマに戻ります。

まず、bad、batですが、実際にどの音声的な要素を、音韻的な区別の一番の手がかりにしているか、というのは、おそらく音声的な実験が必要でしょう。そのような過去のそのような実験に関しては、ちょっと知らないので申し訳ありません。

しかし、badとbat、あるいはbedとbet等が同音異義語ではない限り(音韻的に対立するかぎり)、コミュニケーションで誤解を避けるために、絶対に聞き手ハッキリわかるように音声的な何かを変えているはずです。

もしも音声的な区別をしなくなってしまうと、いわゆる音韻的なmergerが起こるわけです。例えば日本語で「し」と「す」の区別を完全にしなくなってしまった方言があるように。でも英語では語末の子音の有声、無声の音韻的な区別を失っていないところを見ると、絶対に聞き手に違いがわかる音声的な区別をしているはずです。


ところで、一つだけ良いでしょうか。「あ行」という言い方が気になったので。日本人はよく「ア系母音」とか「英語にはアがいくつもある」なんて言いますが、私の実験によると、日本語の「あ」を十数人のカナダ人に聞いてもらったところ、90%以上の確率で、英語の音にあてはめるなら「ショートU」と答えました。

つまり、英語に「あ」がいくつもあるどころか、「あ」はショートU、「あ」は一つしかないわけです。badの母音もbedの母音もbidの母音もbodの母音も、「あ」ではないというわけです。

科学的な実験以前に、そもそも私が聞いた印象でも、英語の母音で日本語の「あ」に聞こえるのはショートUだけですし。

(もう一つ細かいことですが、「行」は「か行」「さ行」のように子音に使うので、母音には「あ段」「い段」のように「段」の方がいいでしょう。(笑))



Kentaさん

語末のNを強いてカタカナで表記する場合、

ご指摘ありがとうございます。たしかに「ナ」の方がいいですね。

同様に、sum、bud、buzzあたりのご街の子音も、「マ」「ダ」「ザ」の方が良いかもしれませんね。

英語のデフォルトのepenthetic vowel(余計な母音挿入)が、ショートUかショートIということを考えると、「エ段」(「エ行」ではなく(笑))も有りだと思います。

sunの解放されたnが、日本語にあてはめると「ネ」に聞こえるという日本人もいますし。

そして、指導法としては、特にbugやbuck等の語末のg、kは、強いてカタカナで書くなら絶対に「ゲ」「ケ」でしょう。日本人の語末のgやkは、後ろすぎますから。

日本語のデフォルトのepenthetic vowel(余計な母音挿入)が「ウ」なので、ついつい語末のNを「ヌ」と表記してしまいました。

ちなみに、日本語でウを挿入するメリットとしては、母音がしばしば無声化無音化することですね。だから、(k以外の語末の?)無声子音を強いてカタカナで表記するなら、「ウ段」は便利ではありますね。

しかし場合によってウ段にしたりア段にしたりエ段にしたりすると、もうわけがわからなくなるので、カタカナ表記は避けることが一番でしょう!笑



Kentaさん

さて、AR+母音 の話ですが、

私が方言を選ぶ時、メジャーさ以外にもう一つ気にしているのが、日本人の習得のしやすさなのです。

確かにKentaさんのおっしゃる通り、marryとmerryを区別して、前者をショートAで発音する話者は、アメリカにも少なからずいますし、他の国を見れば、かなり多いでしょう。

そしてまさしく、marryは「後に子音が2つあるからショート読み」ルールも、ショートAにすれば適用されるわけなんです。(正直指導する時、ここはなかなか捨てがたいんですよね。。。)


ただし、ここで日本人がショートAを何度指摘してもローマ字読みして日本語の「ア」で代用してしまう、指導者泣かせの癖があることがポイントなのです。

中大の牧野先生がおっしゃるには、marryをショートAだと教えても、結局日本語のアにしてしまって、通じなくなってしまう可能性が高い。だったらmarry-merry mergerの起こっている方言を採用して、ショートEにした方が良い、ということです。

私も完全に牧野先生の意見に賛成というわけです。

しかしKentaさんのようにショートAを正しく発音する習慣ができていて、なおかつイギリス英語のバックグラウンドを持っている方なら、是非是非marryやapparentlyをショートAで発音して下さい。


同じようにAWとショートOを同じと教える理由も、日本人の習得のし易さにあります。

第一に、まずアメリカ英語でAWとショートOを区別する方言の場合、ONとOFFのOを区別したりします。前者をショートO、後者をAW

hot dogも、前者はショートO、後者はAW。

今の日本の発音指導のレベルを見ていると、日本人が難なくこれらの2つのOの違いを理解して発音しわける姿は、申し訳ないけど正直ちょっと想像できません。(笑)

それどころか、「オン、オフ、ホットドッグ」という50音表ベースの発音を直すのに精一杯という段階なのが現状です。

しかし、on, off, hot dog を、「子音で終わってるからショート読み」よって、これら全て「ショートO」というだけなら、決して日本人にとって習得が難しいとは思いません。


第二に、もっと大事なことですが、AWとロングOの混同(例、lawとlow)が、日本の発音指導では、定番のようになっていますが、

やはり中大の牧野先生曰く、ショートOとAWの区別を教えないことで、ショートOとロングOの区別だけになるので、AWとロングOの混同を避けやすくなるはずだ、ということです。

そして、実際ショートOとAWを区別しない地域の人と、区別する地域の人が何も問題無くコミュニケーションをしている、というのも大事なポイントです。

私も牧野先生の意見に賛成です。日本の英和辞典でも、ジーニアスではこのタイプを採用していますし。


もっとも、Kentaさんのように、交友関係がショートOとAWを区別する人達だというのなら、是非是非区別して下さい。

私の話は、あくまで「英語の発音について何も知らない初心者に習得しやすい発音はどれか」ということをベースにしているので。

もっとも、私ももしもっとイギリス英語に接するようになれば、さらに日本人に習得しやすい方言を見つけるかもしれませんし、考え方が変わる可能性もあります(笑)。


さて、AWをロングOで発音するということに関して。

https://www.youtube.com/watch?v=9SmHX28NY7c

を見させていただきました。いやいや面白いですね!こういうのは大好きです。紹介していただき、ありがとうございます。

このビデオで、南部の人がcaughtをcoatと発音していたことですよね。

さらに、waterのaも、子供の頃ロングOで発音してたという部分ですね。

これはどうやら、AWを一貫してロングOにしているわけではないようです。

というのも、例えばlawyerをどう発音するかという議論で、北部の人がloy-erと言ったら、その反論として南部の人は、lawはlo?(ロングO?というかloyの[j]の部分を除いた部分?)ではないと言ってますし。つまりlawは決してロングOにはしないようです。(それにしてもこの南部の人のlawyerの言い方は面白いですね!)

同じように、南部の人はdaddyをdeddyと言い、wellをwaleと言うようですが、決して全てのショートAを一貫してショートEにするわけではなく、又決して全てのショートEを一貫してロングAにはしているわけではないようです。

caught、daddy、wellに関しては、その語彙特有のバリエーションじゃないでしょうか。



Kentaさん

ところで、日本語の母音も有声音の前で長いという話。これは面白いですよね。

ここでのポイントですが、日本語の長母音は、短母音に比べ、2、3倍長いらしく、速くしゃべった場合でも必ず1.5倍以上の長さは保っているようなのです。

だからおそらく、日本人の頭の中で、短母音と長母音の音韻的な境目は、1.5倍以上の長さとかだと思うのです。(こういうリサーチは過去に色々見た事がありますが、詳しくは覚えていません。すいません。。。)

つまり、たとえ通常の短母音より長かったとしても、1.4倍の長さだったら、あくまで音韻的には「短母音」と認識されるわけです。

日本語の母音でも後続子音が有声か無声かでの長さの差があると言っても、せいぜい1.3倍程度でした。ということは、あくまで音韻的には問題無く「短母音」に入る、という寸法です。つまり音韻的な枠を越えない範囲で、音声的な長さに差があるということですね。


又、方言差に関して。

確かに東京都内という狭い範囲でも、差はありますね。英語も同様で、狭い範囲でも当然差があるわけです。(あ、小笠原諸島や八丈島の方言は聞いた事がありませんが、方言学上は、本土との差が著しいため、東京方言が所属する西関東方言には含まないようです。)

だからもちろん授業で先生が、「ここの地域ではこんな発音をする」なんて話をすると、すごく盛り上がりますね。まめ知識とて役にも立つし、面白いです。


ただここでもっと大事なことは、初級レベルの外国語学習者は、同じ方言話者の発音を聞いても、知り合いのだけは聞き取れるけど、初めて会った人のは聞き取れない、というほど、聞き取れる範囲が狭いのです。

ところが、これはあくまで自分の経験ですが、一つの方言の基礎が固まってくると、別に他の方言の聞き取りを練習しなくても、勝手に他の方言に対応できるようになるもんなんですよ。

特に八王子と下町では、意思疎通が困難なほどの差では全くないので、あまりそのあたりの指導に神経質になることはないでしょう。

もう少し意思疎通に支障がでる可能性のある方言の習得に関しても、良い例があります。

例えば中国語で、上海の人は、ShanghaiをSanghaiというように、SHをSで発音する人達がいるのです。

最初は戸惑いますが、この人達は全てのSHを一貫してSにするので、パターンさえわかれば問題無いわけです。

このように方言差は、音韻対応がすごく規則的なので、私としては、「とにかくどこでも良いからどれか一つメジャーな方言の基礎をかなりのレベルまで極めることで、方言差にも対応できる」と考えています。

学習者がどこの地域に将来行くかもわかりませんし、方言差は各自それぞれが経験で学んでいく方がいいと思いますがどうでしょう?

もちろん、「方言差がある」ということを知ってもらうことは大事でしょうね。



Kentaさん

GAに関してですが、すいません!
私自身が発音指導をする時、13母音の音声(特にショートA)を使う時に、アイオワ州(つまり中西部)の音声を使うので、ついつい適当に中西部とか、GAとか、何も考えずに使っていました。

しかもこの13母音を録音してくれたアイオワ州の人達は、実はcot-caughtを(一応)区別する人達だったりするのです。私自身の指導が、「日本人の母語の干渉を一番避けられるもの」ということを目的にしてるため、カナダや西海岸とアイオワの「良いとこ取り」をしているのです。

(しかし、日本人のカタカナ英語の干渉に比べたら、こんな問題は無いようなものです。)

つまり自分が実際に薦めている発音が必ずしもGAと言えるかどうか疑問にも関わらず、適当に便宜上「GAを薦める」と言ってしまっていました。(笑)

ところで、GAというのは、事実上の標準語ですから、かなり広い範囲で使われているもので、当然Kentoさんが留学を考えていた西海岸も含まれるわけです。

最近知り合った20代のアメリカ人の女性も、Arisonaの出身ですが、自分は標準語話者(つまりGA)だと言っていました。Mary-marry-merryを区別せず、cot-caughtを区別せず、father-botherの母音を区別しない人です。

GAは決して、一部の地域のごく限られた人だけが使う方言ではないので、安心して下さい。


あと、私が少なくともイギリスや他の地域ではなく、北米ばかり見る大きな理由としては、中学の教科書がアメリカ英語をベースにしていることでなんです。

今の時点では、文部省に逆らってまでイギリス英語等他の英語を薦める理由も特に思いつかないので。結局そこにつきるかもしれません。

そういう点で、イギリス英語をベースにしていらっしゃるKentoさんにとっては、何かと納得のいかない部分も出てくると思います。



まず、実に沢山のお返事をお書きくださり有難うございます。また、2つ・3つ勘違いをしてしまい申し訳なかったです。最初に、「東京方言」と『「東京都」の言葉』を混同して用いてました。又、「一般米語は中西部でしか使われてない」という的外れなことを思い切り前提にしてしまいました。非常に失礼いたしました。

ところで恐縮ですが、この記事の中で最初のそちらのお返事の、最後の4行の内、最後の行についてここではお聞きします。ただその前に、私が12月3日にお送りした「こめんと」に関して申し上げたいことが有ります。まず、私のお送りした文章の、重要度の高さの序列は次の通りです。  

① 「閑話休題」がある段落(・文)はその後ろの方が(例外なく)重要 ②その他は原則前に書かれてあるものほど重要
それを踏まえて、お答えいただきたかったのは実は第4段落のご質問だったのです。(第5・6段落は先ほどの②の例外です。)また、最後の2段落よりはその前の2段落を(一言で終わると思うので)お答え頂きたかったです。

次に、(この記事の中で最初の)そちらのお返事の、最後の文を拝見して、若干のご意見と加えご提案をいたそうと思ったのです。英連合王国の言葉については余り、お語りにならないほうが宜しいと思いますよ(お詳しく無いならですが)。何故なら、実はイギリスの標準語は未だはっきりしていないと言われているそうだからです。更に、急進的な方には「イギリス」には標準語は無いと言われる方もいるとか・・・。

ただ私は急進主義ではないので無いとは思いませんが、ただUnited Brittishには、標準語は3つあると思っております。かつ、ぶりてん諸島{つまり(南)愛蘭土共和国と、英連合王国の2カ国}には4つあると思っています。

まず、南英蘭土の標準語に河口域英語があると(何故か英吉利以外だと、BBCの英語が当地域の標準語として有力ですが、ご当地ではむしろ、広く使われている河口域英語が有力なようです)思っています。次に北英蘭土に1つ(おそらくManchesterあたりが適当でしょう)、そして、S(tandard) S(cots) E.と呼ばれるスカーツ英語の標準語があるでしょう{若しくはG(eneral) S.E.とも呼ばれるそうです}。

あと、もう1つのぶりてん諸島の英語にも標準語が有るでしょう(これは流石に1つしかないでしょうけど)。具体的には、首都Dublinを含む「れんすたあ」地方(や「まんすたあ」地方)の英語が(南)愛蘭土共和国の標準発音としては適当かと思われます。おそらく、「ぶりてん諸島に標準語は複数あるからと言って何だ?」と思われるとは思いますが、実は、そのS.S.E.や愛蘭土共和国英語の標準発音が結構重要なのです。

実は、(私たちにとっては当然なんですが)S.S.E.や愛蘭土共和国の標準発音では、rは普通に音節末に来るんです。(北英蘭土の方言でも、古い世代では地域によっては、rも普通に音節末で読むと聞きますが。)(これが、この記事の最初の「込めんと」で一般米語と「容認発音」に限定して比べた理由なんですよ)

つまり、merryとmarryは違いますが、merryとma(i)ry・ferryとfairyはそれらの地域では同じ音なはずです。かつ、caughtとcourtは全然違うのです{加奈陀(全域?)や米国の9割5分?(6分?7分?8分?)の英語と同じように}!ですから実は、「marーeeとmerーeeは同じ読み方」というお考えとは全く違って、「ferryとfairyやvaryとvery は同じ読み方」というお考えについては大賛成なんです!

宜しければyoutubeのACCENT TAG {AUSTRALIAN vs AMERICAN vs SCOTTISH}の、2:23や2:34・4:04あたりをご覧下さい。そこの男性(a scots manです)をよく聞かれれば解るでしょう。また、同「さ糸」のDeciphering The Scottish Accent(4分22秒間)をご覧いただいてもある程度は実感できるかと思いします。最後に、同「さ糸」のHow To Have A Scottish Accentの0:44辺りからの説明では、2段落前にお書きしたことが大前提になっています(何故か)。

そこでご提案ですが、「birdとbudやcurtとcutを同じ音で言われるやから(笑)が居て・・・・・」という類のことをお考えなら、豪州や新西蘭(豪州の右隣の国です)の英語の方に限定されてはどうかと思います。若しくは、南英蘭土の英語に限って語るほうが宜しいと思います。(私は容認発音まで狭めましたが、そこまで範囲を小さくする必要は無いでしょう)

ところで、この記事の中で最初のそちらのお返事の、最後から1つ前の段落についてなんですが、この「込めんと」のみならず、この記事自体も心なしかパンクしそうなので、次回にいたします。伺いたく思うこともまだ有りますが、それも今度にいたします。ということで、次回からの「込めんと」はこの前の記事(つまり、「後ろの子音の清濁で母音の長さが違うそうですが、英語ではその区別は無いんじゃ?」という記事です)にお送りします。ご承知おきください。



Kentaさん

すいません、その回答がほしいという段落がどこだか、よくわからなくなってしまったので、お手数ですがその段落をコピペしてもらえないでしょうか?


確かに、僕はイギリスと言えば、スコットランドに学会のため数日滞在した程度ですし、イギリスの方言に関しては知りません。友達の音韻学者も、BBCをしゃべってる人が実際にいるのか、みたいなことを言ってた気がしますし、アメリカよりはるかに多くの方言差があるそうですからね。

僕が「イギリス英語」と言ったのは、ロンドン出身の友人の言い方、および辞書の発音を参考にしただけです。辞書ではcaughtとcourtが同じ音になってるので。しかし、イギリス英語を知っている人からすると、当然「イギリス英語と一緒くたにするな」と思うでしょうね。


ところで、merry-marryを一緒だと教えることに対する反論とは、

1、英語の発音をほぼ何も知らない初心者の日本人に教える方法として反対

ということではなく、

2、Kentaさんご自身がmerry-marryを同じに発音することに反対

ということでしょうか?
2でしたら、是非是非marryの方はショートAで発音して下さい^^

むしろ一つの方言の音韻体系をある程度のレベルにまで習得している人に対して、別な方言を混ぜろ、なんてことは言いません。

あくまで何も知らない人に対するおすすめ方言の一つというだけです。


ところで、Kentaさんは、日本人への英語の発音指導用に、モデルとして一つ方言を決めるなら、どこがおすすめだと考えていますか?



前の記事にて非常に貴重なお返事、ありがとうございます。実は、追加された文章がある方の返事については、お話だらけでして : ) 、追々「こめんと」致します。(主に質問と追加説明です。)このこめんとでは、去年末に書かれたお返事の、第3段落のご質問に関して、追加文章があるお返事と併せて、お話ししようと思っています。

まず、倫敦(連合王国の首都です)の英語が、budとbird・hotとheartを区別するという、条件を備えているということについてお話します。Rは音節末に来ない方も、ŭとur・ŏとarは、Rの音がないだけで、母音その物が違うため、結果的に区別されると仰っているのですよね。確かに私も、こういったお話はよく聞きます。特に前者については、北部の方では、ŭがŏŏと同じになる地域が多いはずなので、尚更でしょうね。

ただまず初めに、南(東)英蘭に行ったとき、BBC英語の発音の説明等も伺いました。実は、何とその時、ŭとurの区別は、長さの違いでされるという、恐ろしいお話を伺いました。(正確には、まず前者は無強勢音節のもので、あと後者は逆に強勢がある方だった気がします。加えて具体的には、無強勢ŭをびよーんと伸ばすとurになる・・・といったご説明でした。)ただ、注意深く聞いていると、あの2つの長さはあまり違って聞こえないのです。

しかしここで、budとbirdが音色で区別されるものなら、(hotとheartは正にそうでしょう)BBCの容認発音等々の方式の読み方は、外国人にはかなりの難関を極めると考えているんです。(南英蘭土ではŭがŏŏと同じにというのはまず無いですし。)且つ、そんな大量の音色を区別せんとする前に、亜州人は特に、正しい文法で話す方が余程大事だと思っています。

あともう1つ、Rについては実は、単刀直入にはの話ですが、「独逸語じゃあるまいし、そこに文字として存在するんだから、ちゃんとそれが表わすものを読めよ」と思うのです・・・。実際、音節末のRを英吉利人は読みますからね。あくまで、南英蘭や(7・)8割の北英蘭の人、あと豪州人は、読まないというだけですからね。(あと風の噂に、南西部の英蘭土人は、何故か全てのRを読むという文章を読みました。)英吉利人は読むのです。

次に、去年末に書かれたお返事の、第3段落について。まず括弧の中も漏れなく読まれましたか。それに、私はとある地域のScottish accentを、英語の発音指導の「も出る」として、選んだわけではありませんけれど・・・。又お気づきかも知れませんが、その中でも「S.S.E.」のみを推した理由は、実は色々と有るのです。(当時申していた「自称」理由以外にも)

(紙面?の都合上、当時は割愛しましたが)計3点有ります{内1つは、南愛蘭土の英語か、加奈陀(全域?)や7割?8割?9割?の合衆国の方式か、S.S.E.の少なくとも1つを推す理由ですが}。1つ目は、Scottish英語や(南北)愛蘭土英語の、意外に多くの地域で(4・5割程度かと)、au段=或る段という規則だと拝見したからです。(但し、au段=「the」段とは言えないでしょう)

(あと鯨と呼ばれる地域や北英蘭土でも少しあった覚えも有ります)。2つ目に、nūやtūn等は「ぐれ干支ぶり点」島の殆んどで、nyōōやtyōōn(後者の方はしばしばchōōn) になるでしょう。ところが実は、鯨と呼ばれる地域(や恐らく愛蘭土島)では、nōōやtōōnと読まれるということを伺ったのです。(ただこれは、S.S.E.自体を推す理由にはなりませんけれど)

最後は、歴史的な理由がやや有り、南英蘭土(や鯨と呼ばれる地・愛蘭土島)の英語は、本家本元のそれなどではいということです。∵産業革命期にぶりてん諸島を輝かせた地域は、ManchesterやLiverpool、Glasgow等の、北英蘭土やScottishの地域であって、確かあれらではないのです。(ていう割には、Glasgow accentは標準的なScottish英語ではないと思っているんで、最後の理由は小さいかもしれませんね。^^)

ただ、関西弁についても、私は日本語の本家は京都弁(というか舞妓弁かもしれません)であり、大阪弁ではないと考えています。かつ、関西弁の標準語は京都弁(の中の舞妓弁?)であり、大阪弁でないとも思っています。ところで、英語の発音指導のために相応しい方言で、安易に「加奈陀英語でなく」などと、書いていたと思います。しかし、nAIr-ey=nEr-ey≠nAr-ey・tEr-oo≠tAr-oo etcという条件を満たせば、加奈陀も十分相応しいと思います。というかそれが一番良いと思うんですよね・・・。

ところで、語末の破裂音が聞こえなくなる理由の記事の最後のお返事で、1月下旬に、皆さんの質問を、記事にすると答えられていたと思います。(半年強前から色々な質問が送られていましたが)そこで恐縮ですが、私が伺った音節末のnに関する、質問やそのお返事も、その時記事にしていただけませんか。あれはだいぶ大事な題目だと考えているのです。(面白くはないかもしれませんけれど。)

最後に次回は、この前の記事での、最後のお返事のお話をしようと考えています。それに併せて、この記事の最後のお返事と、ar+母音のaに関するもう1つの質問などを致します。また、この記事の団子部分のお返事の、真ん中の・最も長いお返事についても、お話する予定です。



この「込めんと」では計5点、質問などを致します。ただその前に、直前の「込めんと」で「去年末に・・・お返事」と書きましたが、申し訳ないですが大晦日前日のお返事の間違いです。さて1点目・2点目は直前の「込めんと」で告知した通りです。

3点目に、今更ですが、(この記事の)団子部分のお返事の、真ん中のそれについて伺います。4点目として、大晦日前日のお返事の第4段落について伺います。(3点目と似た感じの質問です。)5点目に、(注! Hは前の母音をshort 読みせよという意味です。そちらが振り仮名として用いている、Hの使い方とは全く異なります。)UHとUR、OHとARの音の差につき、もう1つの理由をお話しします。

1点目、BRITISH V.S. AMERICAN ACCENTS!をご覧になり、質問に答えて頂いてありがとうございます。私も彼がcarriageを、cĂrĭjと読んでいると思いましたが、この類の語を、単発で聞き取ることに、さ程は慣れていなく伺いました。(あと余談ですが、私は6回とも全てcĂrĭjと読んでると感じました。密かにと書かれてたので、そちらも両方に聞こえると思われたと思いますし。)

閑話休題、私は『あの動画で、「米国」人の方も、ar+母音のaをĂで読んでますよ!』と言おうとしている訳では、勿論ありませんよ: )。彼がどこの合衆国人か、例えば「荒らすか」州や、はわいの出身かそれとも、西国語母語話者の米国人かetc解らないですからね。(又、本人は「米国人」と言ってますが、実は加奈陀人かもしれませんしね。)加えて、ar+母音のaをĂで読む米国人も、五万と居ると言われていましたしね。

あの動画の真意は次回お書きしますが、その大きな鍵となるのは7:24から約8秒間の会話です。(その前13秒間も含むかもしれないですが。) 2点目、この記事の最後のお返事で、辞書の発音を参考にして、「イギリス英語」と言ったと書かれていましたよね。要するに、辞書でcaughtとcourtが同じ音なため、該当の地域の英語では、同音異義語とお考えにということです。

これに関して、私の英英辞書では、carryの類の語は、実は米国式の方でも、(勿論もう1つの方式でも)kerrey(kĔrē)等の単語とは違う音なのです。つまりcĂrēに当たる音{具体的には|(上)kæri(括弧の中の文字は棒線の位置です)}になっていました。そこで、もしそちらの辞書でも同じなら、carry等の単語は、「ふぉにっ楠」の規則通りにという指導で、何の問題もなく、米合衆国語を軸になさっていることになると思いますが、如何でしょう。{この文は団子部分の最後のお返事(の最後の3段落)に有りました}

3点目について詳しく言うと、序盤の意味段落(つまりar+母音のaの部分)について、団子部分の4つ目のお返事と絡めて伺います。まずそちらは、「取合えずどれでも好いから、主要で有力な方言を一つ、その基礎を固めるべきだ。そうすると他の方言にも対応できる。」とお考えであるということを前提にさせて頂きます。

そこで、団子の真ん中のお返事で、その最初の文が、あのお考えと一本の線に繋がっていないと考えています。∵主要で有力な・・・の基礎をとお考えな一方、それ以外の基準を組み込まれていたと考えています。つまり、あの前提が的を射ているならば、主要・有力さ以外に日本人の習得のし易さなど、選ぶときの要素に入れてはいけないということです。(団子部分のお返事の、真ん中のお返事についてのお話は、申し訳ないですがもう1つ有ります。)

4点目、大晦日前日のお返事で、日本の英語教科書のCDは一般米語が基になっていると言われましたよね?では何で、ă以外はその一般米語では勿論、米合衆国の言葉ですらない、加奈陀の英語などを基にされているんです?この軸の置き方も、大晦日前日のお返事と、線が一本に繋がっていないと、今の時点では考えています。

最後に5点目について、私がUHとUR・OHとARを母音の音色で、区別する必要はないと、思う理由を追加します。(但し、Hは前の母音をshort読みにという意味です。お気を付けください。)(ただ心なしか、後者の区別はそれでする必要がない、という理由にしかなっていない気もしますけれど。)

前提として、(英単語の)振り仮名を書く際、私はĂ・Ĕ・Ĭ・Ŏ・Ŭ・ŎŎ・Ā・Ē・Ī・Ō・ŌŌ・OI・OU(・R・AU)を大抵用いていたはずです。そこでOHとAR(やuhとur等)を、母音の音色で区別するとなると、それらだけでは事足りなくなるためです。つまり、振り仮名を書くとき、もっと沢山の記号を使う羽目になって、紛らわしくなるでしょうということです。



あの、つかぬ事を伺いますけど、7か月位前から皆さんがされた質問を、いつ記事にされるご予定でしょう?それとも、もしかして当時は、面白いと思われたけれど、今年になって暫く経って、面白くなくなったというオチですか。: )



すみませんが、1月(の最後)にした私の込めんとの、2点目の質問について、確認させていただきます。ただまず、(余談ですが)私が1月の込めんとで伺った、2つの事のお答えは、取合えずまだされては、いませんよね。

それはとにかくさて置き、3点ご確認します。1点目、以前1月下旬にされるとのことだった、皆さんからの投稿も一応、記事にはされていないように感じます。2点目、加えて記事にするかどうか(するならいつ頃か)、という質問にも返事をされていないと思いまして。

3点目、更に1月下旬にされたようである、別の記事の質問にすら、未だお答えになっていませんよね?(3点目は少々補足がございます。)

さて、1月に書かせていただいた私の込めんとの、2点目の確認に戻ります。まずそのお話で(括弧を除いて)、最後の文の仮定結論関係は、もし~~だったら***という文のまま、終わる可能性も、十分考えるべきと私は思っています。そこで、1点目から3点目(と余談)の状況なら、あの因果関係は~~「だから」**だと、言い換えられると考えて宜しいのですね?

あと、どうして3点目の状況も、言及したかも併せて、お話ししておきます。実は、私はその記事にて1月下旬に、されたその質問には、「まだまだ(能力は)伸びますから、健闘を祈っています」とお答えになるべきかもしれないと、思っているからです。(そして、そのお返事をしっかりするとなると、ほかの事をする所では無かろうと思っているんです)



Kentaさん

返事が遅れてすみません。12月にいただいた質問で、まだ答えていなおものがあったので、今回は取り急ぎそれだけ答えさせて下さい。以下がご質問の内容です。

> 例えば、亜米利加ではŏとawを区別する方言も2割ほどは有ると7年ちょっと前の記事に書かれてましたよね?また、ちょうど3年前のもっと新しい記事には、3分の2超の地域では(ŏとawを)区別しないと書いてあったと思います。(新しい記事なのに区別しない方言がなぜか減っていますけど。: ) 「8割位で区別なし→3分の2超で区別なし」と。)


以下が回答です。

1:これに答えていただいた先生方は、Labovのように自らが調査したわけではないので、だいたいの目安で言っているだけなので、正確な数字ではないという点です。

2:前者は8割くらいの「方言」で区別をしないだろうと。後者はアメリカの3分の2超の「地域(面積)」で区別をしないだろうと。つまり、「方言の数」と「面積」という違うモノサシを使っているということです。これがまた「人口」となると数字が変わってくるでしょう。ひょっとしたらŏとawを区別する人の人口はそこそこ多いかもしれません。ニューヨーク等の人口の多い地域が区別する地域ですからね。

3:7年前と3年前、つまりたかだか4年くらいで、急激にŏとawを区別しない人が増えることも考えにくいので、だいたい同時期の情報と考えていいでしょう。

他の質問に関しては、また後ほどお答えします。



Kentaさん

語末の子音の有声無声の違いによる母音の長さの話を、記事にさせていただきました。

さて、5点の質問にお答えしたいと思います。



> 1点目、BRITISH V.S. AMERICAN ACCENTS!大きな鍵となるのは7:24から約8秒間の会話です。


答え:これは、イギリスの女性が、アメリカの男性に対して、Technically English came from England. You (the American guy) have an accent.というようなことを言っているところでしょうか?

つまり、Kentaさんとしては、この女性の英語こそモデルにすべき英語、と言いたいということでしょうか?

確かに中国やヨーロッパでは、イギリス英語をベースに教えてたりするようなので、一理あると思います:)


> 2点目、この記事の最後のお返事で、辞書の発音を参考にして、「イギリス英語」と言ったと書かれていましたよね。要するに、辞書でcaughtとcourtが同じ音なため、該当の地域の英語では、同音異義語とお考えにということです。これに関して、私の英英辞書では、carryの類の語は、実は米国式の方でも、(勿論もう1つの方式でも)kerrey(kĔrē)等の単語とは違う音なのです。つまりcĂrēに当たる音{具体的には|(上)kæri(括弧の中の文字は棒線の位置です)}になっていました。そこで、もしそちらの辞書でも同じなら、carry等の単語は、「ふぉにっ楠」の規則通りにという指導で、何の問題もなく、米合衆国語を軸になさっていることになると思いますが、如何でしょう。


答え:僕が見たのはこちらの辞書なんです。
http://dictionary.cambridge.org/dictionary/british/court

UKとUS両方の音が書かれてありますが、UKはcaughtと同じ発音になってますね。そして、ガッカリさせてしまって申し訳ないですが(笑)

http://dictionary.cambridge.org/dictionary/british/carry

この辞書ではこのように、USは、carryのaの類いが、全部Short-Eになっているのです。日本のジーニアスの英和辞典も、この辞書の発音記号がベースになってるんじゃないでしょうか。まあ、こういう辞書もあるということです。

しかし、もちろんKentaさんの場合、以前apparentlyの2音節目をShort-Eにしたら違うと言われた、というような経験があるとのことなので、AR+母音をShort-Eにするのを嫌う理由としては充分だと思います。是非Short-Aを貫いて下さい!


> 3点目、まずそちらは、「取合えずどれでも好いから、主要で有力な方言を一つ、その基礎を固めるべきだ。そうすると他の方言にも対応できる。」と。∵主要で有力な・・・の基礎をとお考えな一方、それ以外の基準を組み込まれていたと考えています。つまり、あの前提が的を射ているならば、主要・有力さ以外に日本人の習得のし易さなど、選ぶときの要素に入れてはいけないということです。


答え:しかし、Kentaさんご自身も、容認発音ではbudとbirdの発音は日本人には難しいのではないか?という理由で、主要な方言であるにも関わらず退けてますよね?僕も同じことをしているだけなのですよ。

僕は「とりあえずどれでもいいから」と言う条件を加えてるので、「どれでもいい」というのは、「日本人にとって易しい」とか「かっこいい」とか「好きな女の子の方言」とかの要素で学習者は選んで良いということなんです。

そもそも僕の目的は、なんとかして日本人に英語の音韻体型を習得させることなので、日本人の習得のし易さは、最優先させる事項なのです。ここを理解していただかないと、話はいつまでも平行線です。

そして僕はそんなにマイナーな方言を選んでるつもりはありませんが、どうでしょう?


4点目、日本の英語教科書のCDは一般米語が基になっていると言われましたよね?では何で、ă以外はその一般米語では勿論、米合衆国の言葉ですらない、加奈陀の英語などを基にされているんです?この軸の置き方も、大晦日前日のお返事と、線が一本に繋がっていないと、今の時点では考えています。 


答え:なかなか噛み付いてきますね(笑)。確かに「カナダ英語」と書いたのは、誤解を招く表現でしたね。

実は、カナダ英語と、一般米語の母音体系は基本的に同じです。だから、僕がカナダ英語と言ってる時は、一般米語のことだと思って下さい。では今度から「一般米語」と言うことにします。

実際、指導の時は、よほど生徒さんが「カナダの英語にこだわる」と言う場合を除いて、ほぼカナダ英語のみに見られる特徴については教えていません。だから、カナダ英語と今まで言って来たけど、決して個人的趣味のローカルなものを薦めているわけではないので、安心して下さい:)


> 5点目について、私がUHとUR・OHとARを母音の音色で、区別する必要はないと、思う理由を追加します。(但し、Hは前の母音をshort読みにという意味です。お気を付けください。)(ただ心なしか、後者の区別はそれでする必要がない、という理由にしかなっていない気もしますけれど。)前提として、(英単語の)振り仮名を書く際、私はĂ・Ĕ・Ĭ・Ŏ・Ŭ・ŎŎ・Ā・Ē・Ī・Ō・ŌŌ・OI・OU(・R・AU)を大抵用いていたはずです。そこでOHとAR(やuhとur等)を、母音の音色で区別するとなると、それらだけでは事足りなくなるためです。つまり、振り仮名を書くとき、もっと沢山の記号を使う羽目になって、紛らわしくなるでしょうということです。


答え:記号は少ないに越したことは無いという動機には、激しく同意します。
しかし、ええっと、UHとUR、つまりbudとbirdは、そもそも全く音色が違うのでは?だからbirdの音に関しては、どっちにしても新たに記号が必要でしょう。普通にそのまま上の13個に加えて、URでいいんじゃないでしょうか?というかそれ以外に方法は無いのではないかと。

例えばこのサイトでは、13母音に加えてbirdの音も加えてるので、14母音扱いですし。

http://www.americanaccent.com/vowel_chart.swf

しかしこれは一般米語の場合です。

イギリスの例えばbotherとfatherの母音が異なり、fatherのaとhardのarが同じ音になる方言では、また話は変わりますよね?fatherのa用の記号が必要なんじゃないでしょうか?

それとも、こういう方言を選ぶべきではなく、一般米語のように、bother とfatherの母音は同じで、fatherのaとhardのa(arではなくaの部分だけ)も同じものを選ぶべきということでしょうか?

そうすると、1点目の、あのビデオの女性の英語をモデルにすることはできなくなってしまいますが、それでも大丈夫でしょうか?



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