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blog title フォニックスとはそもそも何?2 日本人はどこまで習得できる? September 4, 2010

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フォニックスとはそもそも何なのか?2 日本人はどこまで習得できる?

前回、基礎があたりまえのようにできるネイティブの場合、フォニックスは例外的なつづりを読み書きするためのコツを学ぶことの方が本当の勝負になるため、


まず基礎をどうやって学ぶかが勝負の日本人には、ネイティブ用のフォニックス教材をそのまま持ち込んだのでは、難しすぎるのでは??という話をしました。


今日から少し具体例を挙げていきます。


フォニックスを始めて半年以上、ネイティブと接する機会も多い勤勉な日本人女子大生の話をします。


勤勉でモチベーションも高いので、フォニックスを始めて短期間で、発音はみるみる上達しました。


そこで、先日、「例外的なつづりの単語を、読みどおりにつづってください」という問題を出しました。
すると、「わからなすぎる・・・」と悩んでいたようです。


とは言っても、さすがに、
● "some" は sum

● "two" は too

● "have" は hav

などと、的確に答えていきました。ここまでできるのは大したものだと思います。

一方で、たとえば、よく使う単語
●talk を toke (正解は tok あたり


tokeは、サイレントEがあるので、このoは、訓読み(アルファベット読み)の「オウ」。
つまり「トウク」という感じです。

詳しくは → サイレントEルール


おそらく、talkは日本語で「トーク」というので、それが頭にあったから、「トーク」に一番近い英語の発音だと、訓読みO「オウ」だろう、と考えたのでしょう。


しかし、talkは本当は音読みO「オに近いアー」です。つまり、talkは、読みどおりにつづるなら、tok とでもなりましょう。
※tok のように、つづりが子音で終わってる時は、その前の母音は音読みになる。


もっとも、サイレントEがあったら訓読み(アルファベット読み)というルールを、自分で使えるというだけでも、かなりの成長なので、そこは褒めるべきです。

一方、talkを、本当は tok と音読みOで読むべきところを、toke と訓読みOで読んでしまっている。
これは、日本語で「話す」を、「はなす」ではなく、「なす」とでも発音するのと同じことだということを、理解することが大切になります。
 


もちろん文脈があれば、たとえば、「さっき田中さんとなしてきた。」と言っても、「きっと『なしてきた』のことだろう。」と推測できることも多いでしょう。

でももし「なす」と単独で聞いたら、何のことか聞き手はわからないかもしれません。


日本人の英語が通じない原因の多くは、まさにここにあるわけです。
個々の音を正確に覚えることの重要性が、日本語を例に出せばわかってもらえると思います。


ここで初めて役に立つのが、サブルールです。
つづり字が al の場合には、(lがサイレントであろうがなかろうが)このaは音読みOで読む場合が非常に多い。
almost、always、call、walk、その他もろもろ。
つまり、talk というつづりで、toke と読む可能性はまずない。
ネイティブはtalkからtokeは連想しないでしょう。


もしこのサブルールを知っていれば、「talkを読みどおりにつづれ」と言われれば、tok 又はlを読んで tolk とでもつづるかもしれません。だから、サブルールを教えた方がいい。

と、多くの方は思うかもしれません。僕もそう思ってました。
ところが、この勤勉な女子大生その他多くの日本人の問題は、もっと基本的な所にあるようです。


日本語はすべての単語は50音表の音からできてる。それ以外の音は使わない。
同じく、英語はすべての単語が、13母音23子音からできてる。それ以外の音は使わない。
よって、すべての単語において、13母音、23子音のどれでできてるかを毎回確認することが発音の上達の秘訣

と、僕が何度も口をすっぱくして言っても、なっかなか日本人英語学習者の心の奥には届かないようです(笑)
カタカナを参考にしてしまう癖が根深く心にしみこんでしまっているから、13母音、23子音にあてはめる習慣が身につかない。

というより、日本語の50音表と同じくらいシンプルな英語の13母音、23子音の全体像が、なっかなか日本人の頭に入らない。頭に入れようというモチベーションが低いようです。


フォニックスの一番根底となる、この13母音、23子音が頭に入っていない限り、どんなにlの前のaは音読みOになることが多いだなんだ、サブルールを並べた所で、ほとんど学習者の頭には入っていかないのではないように見えます。
足し算引き算が頭に入っていない人に、三角形や円などの面積を求める公式をいくら説明しても、右から左なのと同じことでしょう。


おそらく、サブルールを教えるには、理想としては、学習者がすでに無意識に13母音、23子音ベースで英語を捕らえられるようになるか、少なくとも無意識にそう考えようという習慣ができるまで、基礎ルールの練習をさせる必要があるでしょう。


つまり、一番大事なことは、
どうすれば日本人が基本中の基本である13母音、23子音を覚えてくれるのか?
どうやったらカタカナを別物とわりきって、すべての英単語を、13母音、23子音にあてはめようという気になってくれるのか?どうすればそのモチベーションを上げることができるのか?
ということのような気がします。


僕の経験では、ただ口をすっぱくして、「13母音、23子音に必ずあてはめろ」と言ってるだけでは、学習者はやってくれません。別な方法でモチベーションを上げることが必要なようです。


今日のおさらい

サブルールの前に、

必ず13母音、23子音ベースで

英語の音を考えることを

習慣化する。

(しかし、これがなかなか

習慣化しないのが悩み・・・)

投稿者: 野北 明嗣 日時: 12:47 PM |
| コメント (9) | トラックバック (0)

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blog title フォニックスとはそもそも何?1 反対派の意見は? September 3, 2010

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フォニックスとはそもそも何なのか?1

日本では、「フォニックス」に対して、根強い推奨派(pro)と、根強い反対派(con)がいるように見えませんか?




CON: まず反対派の話をします。私自身フォニックスフォニックスと散々言ってきましたが、実は根強い反対派の気持ち、「フォニックスは受け付けない」とまで感じてしまう人達の気持ちもわかる部分は多々あります。


さて、そもそもフォニックスとは一体何なのでしょう?


フォニックスは、ネイティブの子供が、英語のつづりと読み方の法則を覚えるための教授法です。

簡単に言えば、日本人の小学生がまず50音表を習って、文字と発音の関係を習うのと同じことです。


ただし、英語のつづり字は、
日本語のひらがなカタカナのような「表音文字」(音を表す文字)と、
漢字のような「表意文字」(意味を洗わず文字)の
2つの性格を持つものだという理解が非常に大切になります!

英語のつづりと音が、単純に1対1の対応をしない理由はそこにあります。

言語学用語を使うと、morphophonemicです。(Monita L. Jones, 1996)


英語のつづりと読みのルールが難しいのは、日本語の漢字的な要素があるためです。
そこで、フォニックスのポイントは、基礎的なルール以外に、例外的なつづりの単語を読むコツをつかむための、サブルールの説明が多々ある所です。


日本語で例えるなら、漢字の読み方を覚えるためのコツを学ぶのと同じことです。
例) 「魔」「磨」「摩」 には全て「麻」の部分が含まれているため、「マ」([ma])という音になる、みたいな類のことです。


ネイティブは当然カタカナ英語の弊害など無く(笑)、ちゃんとした発音を生まれた時から聞きつづけているため、一番基礎的な文字と発音の関係を覚えることは、それほど難しくないでしょう。
むしろ、ネイティブにとっては、その例外的な単語を読めるようになるためのサブルールこそが勝負になります。


これは、日本人にとって、ひらがなカタカナはすぐ読めるようになるけど、漢字の読み書きには苦戦するので、そっちが本当の勝負なのと同じことでしょう。


ただ、フォニックスが日本語の漢字より楽なところは、フォニックスのサブルールをことごとく覚えてしまえば、約80%の英単語は規則的だとわかるとか、人によっては97%とか99%の英単語が規則的と言うほどです。


日本語の漢字では、そうはいかないでしょう。

例えば「日本」だって、「にほん」「にっぽん」以外にも、「にちほん」「にちぼん」「じつほん」「じっぽん」「ひほん」「ひぼん」「かほん」「かぼん」「にちもと」「ひもと」「じつもと」「かもと」等、何通りもの読み方がありえそうです。
まあ、音読み同士、訓読み同士で、「ひぼん」「にちもと」あたりが妥当かもしれませんが。


これらを踏まえたうえで、フォニックスが日本でなかなか受け入れられない理由は何かと考えると、わかってきそうです。


どうも、日本のフォニックス教材は、ネイティブが使ってるものをそのまま受け入れている感があります。
つまり、サブルールを重視しているのです。


もちろん、カタカナや発音記号、その他独自の記号をうまく駆使して日本人仕様にしてるものは数多くありますが、
サブルール重視的な部分は変わらないように思えます。


しかし、サブルールはあくまで基礎がしっかりできている人達のための応用編。
基礎がまだできていない人達にとっては、複雑すぎて何のことかわかりません。


日本のフォニックス教材は、例えるなら、ひらがなカタカナを習ってない人達に、漢字にフリガナをふる方法を教えているような感じがします。
それか、足し算引き算を習ってない人達に三角形や台形の面積の求め方を教えているような感じです。


もしあなたがまだ足し算引き算を知らず、三角形等の面積の求め方の公式ばかり並べられたら、「面積の公式はうけつけない」となってしまうでしょう。


実は、私自身英語教育の実験をしたり、実際大学生以上の日本人英語学習者にフォニックスを教えたりしましたが、
日本人は、英語の文字と発音の関係の、一番基礎の部分(小1レベルフォニックス?)をほとんど全く習っていないのです。
日本語で例えるなら、まず50音表レベルの部分がまだできていないのです。

たとえ東大卒の人とて、例外ではありません。


一番基礎の部分(小1レベルフォニックス)とは、母音一覧表にある13母音子音一覧表にある23子音、これが英語の全ての音だという所です。

※ 13、23という数は、定義の仕方、又は方言差によって多少異なります。

日本語の音が、50音表にある46音(+濁音・拗音その他)だけでできているのと同じ発想です。
これを言語学用語ではphonological inventoryと言います。←覚えなくていい。


しかも、私はこのブログで、「小1レベルフォニックスなら、日本語の50音表を覚えるのと同じくらいの労力で習得できる」と豪語してきました。


ところが、実際はカタカナ的な発音やローマ字読みをあたりまえのように長年使ってきた日本人にとって、その影響があまりに強すぎて、どうしてもどうしてもその癖が邪魔をして、なっかなか一番基礎の小1レベルフォニックスが習得できないようです。


しかも、ある程度ネイティブと会話でコミュニケーションできるくらいのレベルの人達の方が、逆に変な自己流の癖がついてしまってるために、全くのカタカナ発音の人以上に苦戦するケースもよく見られる気がします。


又、ある程度の会話ができる人達の方が、「今までやってきたことは何だったんだ」とか「今さらこんな基礎的なことを」とか「これを中学とかで教えてくれれば楽だったのに」というような、プライドや後悔の気持ち等、精神的要因が妨げてるようにも見えます。


筑紫女学園大学のGoble先生の報告によると、日本人はつづりミスでも、おどろくほど普通じゃないレベルなまでのカタカナ英語の影響を受けているとのことです。


あくまで勘ですが、日本人でも英語が堪能な人はたくさんいますが、個人的に出会った人で、この基礎ルールを理解した上で英語を発音してるだろうなあ、と思える発音をしてる人には、ほんの数人しか出会っていません。
ただしそのほとんどは言語学を専門にしてる人達です。


日本人英語学習者にとって大事なことは、まずこの一番基礎の部分をしっかりやることではないでしょうか?


どうすればカタカナ発音を別物と割り切れるのか?どうしたらローマ字読みを別物と割り切れるのか?
これこそが課題ではないでしょうか?



つまり、基礎がわかっていることが前提になる、応用編のサブルール中心の指導では、この先も日本に広く受け入れられるのは難しいのではないかと予想します。単純に、このレベルの話についていける人が少ないからです。


次回、私なりの意見を、例を使って話します。
つづく。


今日のおさらい

日本人には、

応用編のサブルールをやる前に、

もっと基礎的な部分を徹底する方が

はるかに効果的ではないだろうか?

投稿者: 野北 明嗣 日時: 6:16 PM |
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blog title もう少し初級者向けのサイトにすべき? 

 



もともとは、英語のことはほとんどわからないという初級者でもわかるようなサイトを、


と思っていましたが


友達からは、「俺には難しくてわからない」「最近専門的になってきてついていけなくなった」などと言われるようになりました。


確かに、最近コメントをいただいてる方達は、すでに英語の発音やつづりについてある程度(またはかなりの)知識があり、レベルの高いコメントや質問が多くなってきています。

もちろんそのようなコメントはもう大歓迎で、僕自身学ぶ部分も多いのですが、


一方、初心者の方達にもわかりやすいような記事も書いていかないといけないですよね。
初心者から学ぶこともたくさんあるのも事実ですし。

投稿者: 野北 明嗣 日時: 4:04 PM |
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blog title hornの発音は「ホルン」の意味でも「角」の意味でも同じ? September 2, 2010

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フォニックスで即解決!英語発音疑問コーナー

Q:hornは、楽器の「ホルン」の時と、「角」の意味の時とで、発音は同じなんですか?
日本人式の発音だと、「ホルン」の時は「ホルン」、「角」の時は「ホーン」と言ってしまいますが。

A:結論から言うと、同じです。


つづりがorの時は、訓読みO+R というルール通りです。
hornが楽器の「ホルン」の意味でつかわれようが、「角」の意味で使われようが、
このルールは変わりません。 → ORの読み方


まさにおっしゃるとおり、日本人式の発音だと、同じhornでも、
「ホルン」の時は「ホルン」、
「角」の時は「ホーン」、
と言って、発音を変えてしまいますよね。
だから、つい英語でhornを2つの意味で同じ発音にすることに、
違和感を感じてしまうでしょう。


実は、英語では同じ発音(同音異義語)なのに、
日本人式発音では発音が変わってしまう例は枚挙にいとまがないのです。
例えば、board(板)とbored(退屈した)も、日本人式発音ではそれぞれ「ボード」「ボアード」ですが、
英語では、どちらも bord で、同音異義語、同じ発音です。 


国語辞典によれば、楽器の「ホルン」は、ドイツ語から来てるようです。
それに、hornが2種類の発音になったのでしょう。


カタカナ英語の恐ろしさの1つとして、
英語以外の外国語から来た言葉も、
学習者が英語だと勘違いして使ってしまうという点が挙げられています。


ポイントは、
英語が元になってるかどうかすらわからないカタカナ発音をきっぱり忘れて、
「つづりがorだから、訓読みO+Rと読む。」
という英語のルールだけを考えることでしょう。

投稿者: 野北 明嗣 日時: 3:51 PM |
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blog title 今までの記事を振り返ってみて 

少しずつ、サイトの整理をしようと、過去の記事もちょこちょこ見たりしみた所、

やはり今にしてみれば、我ながらまだまだ甘い部分がたくさんありますね汗汗


例えば、一部の人だけの意見を聞いて、それを一般化して言い切った表現をしたりとか、

有本純先生がおっしゃるように、「発音教材には不必要な発音練習が書かれていることがある」

ということですが、

このブログで僕も、深く考えず不必要と思われる発音練習を書いてたりしてます。


このあたりの修正に関しても、記事を更新していこうと思います。

投稿者: 野北 明嗣 日時: 3:43 PM |
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blog title prismやrhythmは英和辞書には1シラブルでしか表記されてませんが? September 1, 2010

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フォニックスで即解決!英語発音疑問コーナー

Q:L、M、Nで終わる単語は2シラブルになるとのことですが、prismやrhythmは私の英和辞書には1シラブルでしか表記されてません。よろしければ、その訳をお教えいただきたいと思います。

A:たしかに英和辞典だと、例えば
"prism" は /prIzm/
"rhythm" は /rI?m/
という具合に、「1シラブルっぽく見えてしまう書き方」になっていますね。


しかし、ちょっと言語学用語を使うと、英語を含む多くの言語では/Izm/ や /I?m/という「音素配列」で、1シラブルになることはあり得ないのです。→ 聞こえ度


● 辞書の一番最初か最後の「発音記号」の説明の欄に、「音節主音的子音」とか、それに似たような言葉の説明があると思います。
そこに、L,M,Nで終わる場合はそこを1音節(シラブル)とカウントする、という説明がひそかに書かれているのです。


つまり、このひそかな説明があるため、/prIzm/も/rI?m/も一見1シラブルであるかのように見えて、実は2シラブルということなのです。


一方、ネイティブの子供向けの英英辞典(ネイティブにとっての国語辞典)Scholastic Pocket Dictionaryによれば、

prism は priz - uhm
rhythmは riTH - uhm

(太字はストレス)と、明らかに2シラブルとわかるように書かれてます。


ここで大事なことは、発音の解釈、もっと正確に言えば音韻(心の音)の解釈は、音声学・音韻論の専門家の間でも、かなり意見が割れる所ということでしょう。


つまり、日本の英和辞典のように、
/prIzm/ /rI?m/ 
というように「子音だけで1音節になりうる」という考え方も、
ネイティブの子供用の辞書みたいに、
priz - uhm riTH - uhm 
というように「母音を入れる」という考え方も、どちらもアリということです。
同じ内容のことを、違う書き方で表現しただけにすぎません。


私が問題だと思うのは、/prIzm/ /rI?m/ という書き方でも、音素配列論やら聞こえ度の原則やらマニアックな知識のある発音オタク達なら、2シラブルだと気づくことができます。


しかしそういう一部のマニアを除けば、/prIzm/ /rI?m/ という書き方をしてあれば、1シラブルだと誤解してしまっても無理はないでしょう。しかもその説明が、見落とし易い所にひそかに書かれているだけですし。


シラブルという、日本人の英語学習者にとって非常に大事な部分を、このように紛らわしく書いてしまうのは、改善していかなければいけない所だと思います。


前回の記事でも愚痴りましたが、私が日本の英和辞典の発音記号を、専門家に囲まれた恵まれた環境にも関わらず、読めるようになるのに数年かかったのには、そういう理由があります。だから発音記号をおすすめできないのです。


よって、個人的には、こと英語学習者用という目的ならば、単純明快な、ネイティブの子供用辞書の、priz - uhm riTH - uhm という書き方が断然おすすめだと思っています。


また、発音記号の愚痴になってしまいましたね(笑)。すいません。

投稿者: 野北 明嗣 日時: 2:33 PM |
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blog title comment from UK 

I got a comment more than a year ago.

http://blog.eigotown.com/Akitsugu_Nogita/2006/08/post_58.html

投稿者: 野北 明嗣 日時: 1:49 PM |
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