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blog title リンキング#3 t、d、s、z + y のリンキング December 18, 2008

英会話独学術:フォニックス~英語は発音より読み方を正しく!(メイン)


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リンキング#3 t、d、s、z + y のリンキング


注意1. リンキングは、「応用編」です。基礎である子音を学ぶ前にリンキングを見ると、混乱してかえっておかしくなってしまいますので、まず必ず『子音一覧表』で、子音をしっかり理解して下さい。学習には順番が大事です。


注意2. 今日のテーマは、必ずしなくてはいけないことではありません。このように発音すると楽というだけです。又、リスニングの助けになるでしょう。


● 単語の最後の音が、t、d、s、zで、次の単語の最初の音がyの場合のリンキング。

単語の最後と最初の「文字」ではなく、最後と最初の「音」です。


☆ t + y で ch になる。
  例) Don't you? 読み方 t yoo → choo 


☆ d + y で j になる。
  例) Did you? 読み方 d yoo → joo


☆ s + y で sh になる。
  例) this year 読み方 s year → shear


☆ z + y で zh になる。
  例) As you know, 読み方 z yoo → zhoo


ポイント1. 日本語で「してしまう」を速く言えば「しちゃう」になるわけでは決してなく、「してしまう」「しちゃう」は速く言っても遅く言っても、あくまで「してしまう」「しちゃう」です。同じく、did youを速く言えばdijooになるわけではなく、これらは速く言っても遅く言ってもdid you、dijooです。つまり、短縮形の一種と思ってもらえればわかりやすいでしょう。


ポイント2. これらは単語をまたいだ例ですが、単語内でも、似たようなことは起こってます。
  例) situation の tu は、 t + yoo で choo。
  例) issue(問題、発行、出す) のssueは、s + yoo で shoo。


ポイント3. 何も英語に限らず、世界中の言語で似たようなことがよく起こります。日本語で、「ディレンマ(板ばさみ)」を「ジレンマ」と言うように、「ティ」や「ディ」を、「チ」「ジ」に言い換えることがありますが、これも似た現象です。


ポイント4.(覚えなくていい) 音韻論では、t+y=ch というように、2つの子音が合わさって1つの別な子音になることを、coalescence と言います。
又、[j] や [i] 等の影響でその前の音の舌の位置が[j] や [i]の位置に近くなって違う音になることを、 palatalization と言います。 


今日のおさらい

t、d、s、z で終わる単語の後に

y で始まる単語が来たら、

2つの子音を1つに短縮して、

それぞれch、j、sh、zh と

発音することがある。

投稿者: 野北 明嗣 日時: 11:11 AM |
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コメント

こんにちは。
確認というか質問というか、これはyから始まる単語ならどれでも、当てはまるということなんでしょうか。
this yacht→ thishot
six yards → sikshardz
eight yards → aychardz
というふうにもなりうるということですかね?

リンキングというカテゴリーってありませんでしたっけ?(勘違いかな...)
coalescenceなどなど、いっぱい知っていきたいです
では。。



すいません。補足です。
hundred yards も加えてください。



小山さん、お久しぶりです。返事遅くなってすいません。

これ言語学をやってて、数ヶ国語話せるネイティブの友達に聞いてみたんですが、t又はd + y が、ch、jになるのは、youとかyourとかの限られた場合が多いようで、挙げていただいた例の場合はならないようです。

/t/の異音の1つで、声門閉鎖音(glottal stop)わかりますか?buttonやmountain等のtの部分の発音です。

ESLスクールでは、「tの口の形だけして実際は発音しない」と教えてました。

eight yards等はこの音ですね。

this yachtのsも普通のsだそうです。

でも多少人によるかもしれませんね。

coalescenceはおもしろいですよね。t + y = chはまさにそうですね。


実は「リンキング」というカテゴリーは無いんです。英語タウンの方からカテゴリーは8つまでと言われていて、あと1つは、後々あたらしいテーマを思いついた時にと思って、残してあるんです。



ありがとうございます。
you(your)は頻繁にchooになったり、jooになったりするのはわかったんですが、この記述を読んで、ほかのはどうなるのかなって思いました。
last yearなんかのyearは聞いたことがありました。
だいたいこの2つくらいですね。
as youについては、まさにぼんやりぼわーっとでした。
boredとboardは違うのか同じなのかぼわーっとした発音で日本人が終わるというやつみたいな感じでした。z yだけど日本人にはジュに聞こえるのか、あるいはjooでもいいのかアバウトでした。やはり根本的な発音の規則は大事ですね。

で、buttonなどのnの前のtの声門閉鎖音についてですが、鼻腔開放なるものとどう違うのでしょうか?どう使い分けてるのでしょうか?また、suddenなどのnの前のdと全く同じ発音なのでしょうか?あるいは、また、北米人は語末のt(d)を声に出さないときが多い気がします。これも声門閉鎖音というんでしょうか?



いつもコメントありがとうございます。

イメージが明確になってよかったです。

> buttonなどのnの前のtの声門閉鎖音についてですが、鼻腔開放なるものとどう違うのでしょうか?

buttonのtの声門閉鎖音と、eight yardsのtのそれとは、同じはずです。
その次の音がnなら空気は鼻腔へ抜け、yのような鼻音じゃないものなら空気は口腔へ抜けるという違いになります。


> また、suddenなどのnの前のdと全く同じ発音なのでしょうか?

suddenのdと、buttonのtは、声門閉鎖音を使うと、同じになってしまいます。つまり/t/と/d/の区別がなくなってしまうということになります。


> 北米人は語末のt(d)を声に出さないときが多い気がします。これも声門閉鎖音というんでしょうか?

これ、先ほど聞いてみましたw。

文脈にもよるようですが、例えばbad、bat等と単独で発音する場合は、普通は声門閉鎖音にならないようです。
しかし、t(d)があんまり聞こえない時は、いわゆる「無開放」ですね。舌を歯茎で閉鎖したまま開放しないで終わる発音です。


韓国語やマレーシア語等は、語末の閉鎖音は必ず無開放、逆にフランス語は確か必ず開放かその後にシュワーが加えられることも多いそうですが、英語は、開放してもしなくてもいいことになってます。


余談ですが、日本語、北京語、イタリア語話者等のように、語末に閉鎖音が来ない言語を母語とする人が英語をしゃべると、語末の閉鎖音を開放してさらには「気音」まで伴ってしまうとよく言われます。これは余計なシラブルを加えている証拠です。私も油断するとやってしまうので、気をつけてますw。



ありがとうございます。
声門閉鎖音と鼻腔開放とは全然違う方向からの言い方だったんですね。「何、変なこと聞いてんだって思われましたね、たぶん。富士山とデジタルカメラってどう違うんだ?と同じくらい間抜けな質問でしたw
ほかにも、また、スッキリしました。
アジアのものって全て無声音の無開放ですよね(k,t,pのこと)。英語は有声音が無開放でいいっていうとそのときは無声音と区別を別につけなくてもかまわないってわけですよね。ドイツ語は初めから、dで終わっても全てtで発音しますよね。
中学カタカナ教師英語のイメージとは大分違いますw



> たぶん。富士山とデジタルカメラってどう違うんだ?と同じくらい間抜けな質問でしたw

いえいえとんでもありません!

それに一応教科書では、buttonのtも、eight yardsのtも同じ声門閉鎖音と扱いますが、最近はテクノロジーが発達して細かい筋肉の動き等が観察できるようになったので、もしかしたら厳密には違うかもしれませんね。

> アジアのものって全て無声音の無開放ですよね(k,t,pのこと)。

他のアジアの言語はちょっと知らないんですが、確かに広東語もそうかもしれませんね。


韓国語では、語頭の閉鎖音は、平音、激音、濃音の3種類の区別をしますが、語末というかパッチムでは区別を失い、1種類にニュートラライズされます。

> ドイツ語は初めから、dで終わっても全てtで発音しますよね。

そうですね。ドイツ語も韓国語と同じで、語頭では有声、無声の区別がありますが、語末では区別を失い、無声音の1種類にニュートラライズされます。


なぜこういう傾向があるかは、発音しにくいから、聞き取りが難しいから、などと色々な説明があります。


> 英語は有声音が無開放でいいっていうとそのときは無声音と区別を別につけなくてもかまわないってわけですよね。

一方英語は、「音韻的には」語頭だろうが語末だろうが有声、無声の区別があります。
しかし実際の発音では、例えばbadとbatのdとtの部分は無開放だと同じになります。

ではbadとbatは同じ発音になるのかというとそうではなく、その前の母音の長さが違うので、ネイティブは気づいてないが、実はbadとbatの違いはd、tの前の母音の長さで違いを聞き取っている、というのが教科書の説明です。

しかし実際にはさらに奥が深く、例えばカナダ英語話者は子音に敏感とかなんとか方言によっても差があるとかないとか・・・語末の閉鎖音に詳しい人がいるので、ちょっと聞いてみますw。



ありがとうございます。そう。韓国語もドイツ語と同じで(?)dで終わってもtの無開放ですよね。広東語もdで終わるものはありませんね。
でも英語ではdは無開放をしてもいいがしなくてもいいってのがすごいですね。しかも、tかdかは前の母音の微妙な長短で無意識に区別してる??すごいなそれは。。



返事が遅れてすいません。

一般的に、コーダの位置に来れる子音は、オンセットの位置に来れる子音よりも数が減る傾向があるようです。

そう考えると英語はコーダに来れない子音はw、y、hだけなので、英語はこと子音の位置の制約に関しては柔軟な言語ですよね。


> しかも、tかdかは前の母音の微妙な長短で無意識に区別してる??

これはネイティブは気づいてないようですが、実際にはそのようです。
たまたま関連したサイトを見つけました。

http://www.eigozuke.co.jp/study/115/000306.html

あとはこちらの「母音と子音」という欄にも書かれてます。

http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Library/8134/english/accent.html



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