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英会話独学術:フォニックス~英語は発音より読み方を正しく!(メイン)
※今はやや学問的な「やさしい音韻論シリーズ」なので、もしもboring(退屈)だと思った方は、もくじで項目を選んでください。↓
英語は発音より読み方・もくじ
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シラブルのテンプレート(型)編 その1
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初心者のためのやさしい英語音韻論(おんいんろん)シリーズ
シラブルのテンプレート編
その11 清音の後に濁音は来れない
複数形・三人称単数のSの話の続きです。
三人称・複数形のSは、つづりはSですが、音韻論では、このSは発音の基本形は、Z つまり /z/ とします。
例) dogs hens tells sees
これらの語末のSは、発音は全て基本形のZですね。
前回のストライデントの子音の後に来たら母音を入れるルールの他にもう1つ、
清音の子音(無声阻害音)の後に濁音の子音(有声阻害音)が来れないルール※1があります。
※)これも、語頭は聞こえ度の小さいものから大きなものへ、語末は聞こえ度の大きなものから小さなものへ、という聞こえ度の原則に基づくものです。濁音(g、d、b等)は清音(k.t.p等)より聞こえ度が大きいので、語末は濁音→清音の順番ならOKだが、清音→濁音の順だとダメダメシラブル。
Z は、もちろん濁音なので、KとかTとかTHのような清音の後につくことはできません。
*catZ *deskZ *fifthZ という発音では、ダメダメシラブルです。
ありえない子音の組み合わせがきてダメダメシラブルになった時、世界中の言語でメジャーな対処法は、1、とちらかを削除 2、間に母音を入れる
そして、3つ目の方法は、どちらか一方の音を別の音に変える 方法です。
英語では、TやKやTHのような清音の後にZが来るハメになってしまった場合、このZを、清音のSに変えます。
*catZ → catS *deskZ → deskS *fifthZ → fifthS
今日のおさらい
三人称・複数形のSの基本形は Z と読む。
ただしストライデントの後に来たら
間に音読みUかIを入れ、
清音(無声阻害音)の後に来たら、
Sにする。

補足
一般に、日本語で「清音」というと、カ行、サ行、タ行等の他に、ナ行、マ行、ラ行のような有声子音の行も含みます。つまり正確には、ここでは「清音」ではなく「無声阻害音(voiceless obstruent)」ですが、わかりやすさ重視でいくために、あえて多くの人になじみのある「清音」という言葉を使いました。もう1つ、英語にも日本語と同じで清音と濁音の区別がある(無声、有声の音韻的対立がある)という、英語と日本語の共通点を強調したいからです。
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語末の有声子音が上手く発音できなくて悩んでいます。
どうしたらネイティブのように発音できるのでしょうか?
英語ネイティブに発音を聞いてもらうと「有声子音に母音が
付いている」そうです。ちなみに、無声の子音は完璧だ
と言われています。