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英会話
 この記事はブログルポの依頼により執筆しました。

こんにちは。私はカナダで言語学を勉強している者です。
今すぐ変えられる英語教育(発音編)
こと発音に関して言えば、日本の英語教育は誰が見ても間違っているとわかるでしょう。では、一体何が間違っているのか?なぜ解決しないのか?どうすれば解決するのか?
☆何が間違っている?
日本では、口の動き等にばかり気がいって、日本語でいう50音表にあたるような、英語のもっとも基礎的な発音の構成を教える先生や教材が少なすぎる。
語学教育で、こんな基本中の基本を教えないのは、日本だけなんじゃないかと思ってしまいます。
堅苦しい言葉で言えば、音声学的な面ばかり教えず、もっと音韻論的な面をおしえるべきです。
☆なぜ解決しない?
本当の意味で英語教育を良くするなら、中学や高校の英語の先生を全て、日本語を知っているネイディヴの先生か、ほとんどなまりのない英語を話せる日本人の先生にするしかないでしょう。
しかし、移民の多いカナダならともかく、人口のほとんどが日本人の日本では、現実的に難しいでしょう。
つまり、日本の英語教育を変えるといっても、一朝一夕にはできない。
☆どうすれば解決できるのか?
それならば、マイナーチェンジをいくつもしていくしかないでしょう。
幸い、発音に関しては、ネイディヴの先生でなくても、改善できる点はたくさんあります。その一つとして
まず発音練習をしなくても治せる部分を治す!
というのも、上に挙げたように、日本人の英語の発音の最大の問題点は、発音できないことではなくて、勘違いと混乱だからです。
LとRがいつまでたっても区別できないことでさえ、勘違いと混乱を取り除けば、大幅に改善されます。複雑な口の断面図による教育は、基礎を習っていない日本人の混乱を余計に大きくすると思います。
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A:英語に無い音は使わない
※詳しくは、日本語にあって英語にない音リストをご覧下さい。
例1:英語には、母音の「お」は単独で出てくることはなく、必ず「おう」「おい」「おる」とセットででてくる。
だから、
NO,HOPE,POST,ONLY を
ノー、ホープ、ポスト、オンリー と言うのをやめて、
ノウ、ホウプ、ポウスト、オウヌリ と言う。
このようにただ「ウ」を加えるだけで、ずっと英語らしい発音になる。
例2:「っ」「ん」は英語には無い。
HAMMER,SUN,ONLY,ITCHY,HAPPY を
ハンマー、サン、オンリー、イッチー、ハッピー ではなく、せめて
ハマー、サヌ、オウヌリ、イチ、ハピ と言う。
RやTHやShortAのように、日本語に無いものは練習が必要だが、英語に無い発音を取り除くだけなら、練習しなくてもすぐにできる。これだけでずい分英語らしくなるばかりか、理解が深まる。
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B:アクセントの無い母音が、つづりに関わらず、全てBUS等のUの音になるというルールを使う。
※このShortUと全く同じ音は日本語に無いが、まずはこのルールの存在を知ってもらうことが優先なので、ここでは「ア」と書きます。口をあまりあけない「ア」。詳しくは全ての母音がアになる
TERRIBLE,HORRIBLE,HOPELESS,STATION を
テリブル、ホリブル、ホープレス、ステーション ではなくて
テラブル、ホラブル、ホウプラス、ステイシャヌ
つづりが、AでもEでもIでもOでも、決してローマ字読みせず、「ア」と読む。
これだけで、ずっと英語らしくなるだけでなく、リスニングに大いに役立つ。
※「ホラブル」の「ホ」は、次にRが来てるので、「オル」のパターン。
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C:同じ発音は統一させる。
CALIFORNIA,MORE,CORN,BORED
これらのORは、実際の英語では全て同じ発音にも関わらず、カタカナにすると、
カリフォルニア、モア、コーン、ボアード
のように、「オル」「オア」「オー」「オアー」と、実にさまざまな発音になってしまいます。これが大きな混乱を招きます。
ORは「オル」一つに統一しましょう。
カラフォルニア、モル、コルヌ、ボルド のように。
Rのカタカナ表記の不統一性が、LとRが習得できない大きな原因の一つです。
これだけで、かなりの混乱がふせげる。
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D:「ヂャ」と「ヴァ」を、発音できないまでも、せめてカタカナの書き言葉で区別する。
現代の日本語では、「ジ」と「ヂ」の発音上の区別は、一部の方言を除いて、無くなってしまいました。しかし、英語にはこれにあたるZHとJの区別があります。しかも現代の英語は、外来語の参入で、この区別がますます明確になりました。
又、Vの発音は、日本人には大抵「バ」と発音されます。
しかし、幸いこれらの区別は、日本語でも「書き言葉」の中で生きています。これを利用しない手はありません。
実際ジとヂや、バとヴァの発音上の区別は、L、R、THに比べて簡単です。ですが、まずは発音できないまでも、書き言葉の中で区別しましょう。
JAPAN,VISION,AGE,ASIA,VERY
ジャパン、ビジョン、エイジ、アジア、ベリー ではなくて
ヂャパヌ、ヴィジャヌ、エイヂ、エイジャ、ヴェリ
ヂャ、ヴァを積極的に使いましょう。
これだけで、基本的なつづりのミスが激減する。
※ここまで書いてきましたが、実は認めざるを得ない弱点があります。それはAとUの区別をせず、両方アにしてしまっていることです。本当は全く違う音です。この対策も考えてあるんですが、一度に色々書くと混乱するので、今回は涙を飲んで無視しました。他には、子音で終わるということ。
これらはほんの氷山に一角です。このように、発音練習無しでも、ネイディヴの先生がいなくても、数々の驚くほど効果的なマイナーチェインヂが可能です。
カタカナが悪いとわかっていても、最初はどうしてもカタカナに頼ってしまいがちです。ならばまずは、突然カタカナ卒業ではなく、
「従来の英語のルールを完全に無視したカタカナ」
↓
「できるだけ多く英語のルールを取り入れたカタカナ」
のように、段階を経て改善していってはどうでしょうか?
これだけでも、相当変わると思いますよ。少なくとも理解ができます。
余談ですが、例えばSAWをカタカナで「ソウ」と書きますが、これはいけませんよねえ・・・。
英語でAWを「オウ」と読むなどというルールはありませんから。
つづり字にWがあるだけに、ローマ字の感覚から「ウ」という音をつい入れたくなる気持ちはわからなくもないですが・・・。
カタカナ英語の真の恐怖は、英語のルールを完全に無視しているところです。
「ソウ」はSOです。
SAWは「サー」とでも書いた方が、よっぽど本物の発音に近いのに。そして仮に「サー」と書くとしたら、AW、AUは全て「アー」で統一させなくてはいけません。
こういうところをひとつひとつ治していくだけでも、ずい分英語教育は変わってくると思います。
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>最大の問題点は、~、勘違いと混乱
今も手元の雑誌に勘違い&混乱を見つけました!
映画のノベライズ本【SAW(ソウ)】(市川渉著/ジェームズ ワン原著/角川ホラー文庫)。
表紙タイトル、、、ご丁寧にも(ソウ)ですから。
「ノコギリはソウって発音するのかぁ」と思い込む英語不得意犠牲者が出ちゃうんでしょうね。