|
Thank you for visiting my blog. When you first came here, please go to the
INTRODUCTION(英語は発音より読み方・もくじ)
--------------------------------
フォニックスで即解決!よくある英語発音の疑問コーナー トップ
--------------------------------
このブログの目玉 → 一目瞭然!アメリカ英語の母音一覧表
--------------------------------
フォニックスで即解決!英語発音疑問コーナー
スポンサードリンク
Q:L、M、Nで終わる単語は2シラブルになるとのことですが、prismやrhythmは私の英和辞書には1シラブルでしか表記されてません。よろしければ、その訳をお教えいただきたいと思います。
A:たしかに英和辞典だと、例えば
"prism" は /prIzm/
"rhythm" は /rIðm/
という具合に、「1シラブルっぽく見えてしまう書き方」になっていますね。
しかし、ちょっと言語学用語を使うと、英語を含む多くの言語では/Izm/ や /Iðm/という「音素配列」で、1シラブルになることはあり得ないのです。→ 聞こえ度
● 辞書の一番最初か最後の「発音記号」の説明の欄に、「音節主音的子音」とか、それに似たような言葉の説明があると思います。
そこに、L,M,Nで終わる場合はそこを1音節(シラブル)とカウントする、という説明がひそかに書かれているのです。
つまり、このひそかな説明があるため、/prIzm/も/rIðm/も一見1シラブルであるかのように見えて、実は2シラブルということなのです。
一方、ネイティブの子供向けの英英辞典(ネイティブにとっての国語辞典)Scholastic Pocket Dictionaryによれば、
prism は priz - uhm
rhythmは riTH - uhm
(太字はストレス)と、明らかに2シラブルとわかるように書かれてます。
ここで大事なことは、発音の解釈、もっと正確に言えば音韻(心の音)の解釈は、音声学・音韻論の専門家の間でも、かなり意見が割れる所ということでしょう。
つまり、日本の英和辞典のように、
/prIzm/ /rIðm/
というように「子音だけで1音節になりうる」という考え方も、
ネイティブの子供用の辞書みたいに、
priz - uhm riTH - uhm
というように「母音を入れる」という考え方も、どちらもアリということです。
同じ内容のことを、違う書き方で表現しただけにすぎません。
私が問題だと思うのは、/prIzm/ /rIðm/ という書き方でも、音素配列論やら聞こえ度の原則やらマニアックな知識のある発音オタク達なら、2シラブルだと気づくことができます。
しかしそういう一部のマニアを除けば、/prIzm/ /rIðm/ という書き方をしてあれば、1シラブルだと誤解してしまっても無理はないでしょう。しかもその説明が、見落とし易い所にひそかに書かれているだけですし。
シラブルという、日本人の英語学習者にとって非常に大事な部分を、このように紛らわしく書いてしまうのは、改善していかなければいけない所だと思います。
前回の記事でも愚痴りましたが、私が日本の英和辞典の発音記号を、専門家に囲まれた恵まれた環境にも関わらず、読めるようになるのに数年かかったのには、そういう理由があります。だから発音記号をおすすめできないのです。
よって、個人的には、こと英語学習者用という目的ならば、単純明快な、ネイティブの子供用辞書の、priz - uhm riTH - uhm という書き方が断然おすすめだと思っています。
また、発音記号の愚痴になってしまいましたね(笑)。すいません。
|